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「あの日の指輪を待つきみへ」をお勧めします。

つまらなくはありませんでしたが・・・・。

画像:anohinoyubiwa6.jpg説明
「ガンジー」「遠い夜明け」の巨匠リチャード・アッテンボローが、1つの指輪に秘められた愛と友情を綴った感動作だったかな、脚本家ピーター・ウッドウォードが偶然耳にした話をもとに、現代と第2次大戦時にわたる壮大なラブストーリーを描き出しました。
往年の「アパートの鍵貸します」から近年の「イン・ハー・シューズ」まで、存在感を発揮し続ける大女優シャーリー・マクレーンが気難しさの中に悲しみを隠したヒロインの現代の姿を演じ、テレビ「The OC」で人気のミーシャ・バートンがその若き日の姿に扮しました、戦争・紛争を背景に愛情と友情が紡ぐ人間模様が美しくも哀しい物語でした。



1991年、アメリカ。夫を亡くしたばかりのエセル・アン(シャーリー・マクレーン)のもとに、アイルランドのジミー(マーティン・マッキャン)という青年から連絡が入る。ベルファストの丘から彼女の名が刻まれた指輪が見つかったというのだ。50年前、若きエセル・アン(ミーシャ・バートン)は航空学校に通う親友同士のチャック(デヴィッド・アルペイ)、ジャック(グレゴリー・スミス)、テディ(スティーヴン・アメル)の3人と青春を謳歌していた。やがてテディと恋に落ちた彼女は生涯の愛を誓って彼に指輪を贈り、テディはその指輪に彼女の名を刻んで戦地へと旅立ったのだが……。




第二次世界大戦前夜の1941年と50年後の1991年を舞台に、一つの指輪に秘められた男女の切ない運命を描いたラブ・ストーリーでした、ヒロインのエセル役には大女優シャーリー・マクレーンと「シックス・センス」のミーシャ・バートン。

1991年アメリカ・ミシガン州。夫を亡くしたばかりのシャーリー・マクレーン演じるエセル・アンのもとにアイルランドから報せが、ベルファストで彼女の名が刻まれた指輪が発見されたがそんな報せにもつれないエセル。
娘のネーヴ・キャンベル演じるマリーは両親の長年の親友クリストファー・プラマー演じるジャックに尋ねるが彼もダンマリ。
50年前にミーシャ・バートン演じる若きエセルはデヴィッド・アルペイ演じるチャックとグレゴリー・スミス演じるジャック、スティーヴン・アメル演じるテディと青春を謳歌していましたが彼女とテディは愛を誓い合うがテディは出征、その際親友のジャックとチャックと一つの約束を交わして戦地に旅立ったテディでしたが・・・。

流石は『ガンジー』の名匠リチャード・アッテンボロー監督らしい作品だと思いました、この人俳優さんとしても出るの大好きな人で『ジュラシック・パーク』に悪意のない準主役としても出演しているので見てみてください、大女優シャーリー・マクレーンにすっかりジジイななってしまったクリストファー・プラマーもいい味出してました、戦争によって人生を狂わされた3人の男と1人の女性の悲恋と友情をサスペンス的な要素も絡めながら綴っていました。

お話はとてもドラマチックでメロドラマとしても良くできていました、アイルランドのベルファスト で穴掘りをしているピート・ポスルスウェイト演じるクィンランを手伝うジミーが一つの金の指輪を見つけたことから、物語は動いていきますがジミーが地元のキャハルに追われてクィンランに『ブラナガンに行ってくれ』と、アメリカに来たところからストーリーはドンドン動いていきます。

ちょっとリチャード・アッテンボロー監督作品にしてはマリー役のネーヴ・キャンベルの言う通りで、ちょっと物足りないしいくら4人の秘密の約束があったとは言え確かにマリーの父チャックもマリーも可哀想だと思わいました、しかしアッテンボロー監督の言いたいことはラストには伝わってくるしシャーリー・マクレーンやクリストファー・プラマーの好演も光りました。

若き日のエセル・アンを演じたミーシャ・バートンの脱ぎップリも見事でしたが、あの『シックス・センス』の女の子の幽霊が立派になって堂々と演技をしていたなと思いました、ジミーの『死ぬまで1人の人を愛する』なんて約束は出来るのと質問に祖母のエレノアが、『無理よ』と答えますが『約束する価値はある』っいう言葉が印象的でした、お勧めします。