 | 「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」などスペクタクル映画のヒットメーカー、ローランド・エメリッヒ監督が挑む壮大なアドベンチャー超大作との触れ込みでした。 先史時代の地球を舞台に、主人公の青年が過酷な冒険の中でリーダーとして成長を遂げる姿を綴っていました、見どころはもちろんマンモスやサーベルタイガーが我が物顔にのしあるく紀元前1万年のビジュアル。中でもクライマックスの舞台となるピラミッド建設現場は圧巻でした、主演は「レニー・ハーリン コベナント 幻魔降臨」のスティーヴン・ストレイト、ヒロインには「ストレンジャー・コール」のカミーラ・ベルと注目の若手が集いました。
紀元前1万年の地球。狩猟部族の青年デレー(スティーヴン・ストレイト)は、かつて父が村を抜けて姿を消したことに劣等感を抱いていた。あるとき、彼はマンモスを1人で倒したとして若きリーダーに選ばれるが、実は獲物が勝手に自滅したという事実を隠せずに辞退してしまう。そんなある日、村が謎の部族に襲撃され、多くの村人や女たちが奴隷としてさらわれてしまう。その中に恋人エバレット(カミーラ・ベル)がいることを知ったデレーは、仲間と共に必死に後を追うのだが……。
「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」のローランド・エメリッヒ監督が、先史時代の世界を舞台に囚われの身となった愛する女性や仲間達を救うべく壮大な冒険を繰り広げる若者の姿を描いたスペクタクル・アドベンチャーです、出演は「スカイ・ハイ」のスティーヴン・ストレイトに「ストレンジャー・コール」のカミーラ・ベル。
人類とマンモスとが共存する紀元前1万年の世界。狩猟部族のスティーヴン・ストレイト演じるデレーは若きリーダーへと成長し、幼い頃から想いを寄せていた美しいカミーラ・ベル演じるエバレットもついに射止める。そんなある時彼の村が正体不明の一味に村人に加えてエバレットも誘拐される、デレーは彼女たちを救うため仲間と共に一味の跡を追うが彼らは野獣との死闘などを経て広大な文明の地へ辿り着く。 そこは巨大なピラミッドがそびえ立ち何万もの人々が奴隷として休むことなく働き、“大神(おおかみ)”と呼ばれる絶大な権力者によって完全に支配されていた・・・。
エバレットを演じたカミーラ・ベルの美しさが際立った作品でした、マナクと呼ばれる“マンモス”の大群が同居する古代の人々が“いかにも”悪魔のような邪悪な蛮族の集団に愛するカミーラ・ベル演じるエバレットと仲間を奪われ、生き残ったライバルのカレンやデレーの父親代わりのクリフ・カーティス演じるティクティクやバクと共に、邪悪な“悪魔の蛮族”に復讐を誓って旅に出ます。
僕は題名の『紀元前1万年』からあのラクウェル・ウェルチが主演した名作『恐竜100万年』のリメイクを想像しました、たしかにヒロインが誘拐されたりする類似点はありましたが恐竜は出てきませんでしたし“マナク”と呼ばれるマンモスが出てきたり、色々な古代の動植物が出てきたり部族間の交流があったりと割と楽しむことが出来ました。
ローランド・エメリッヒの作品だから一応つまらなくは無かったしマンモスの大群も迫力はありましたがいかにもCGっぽくて残念、悪魔の蛮族もいかにもといった感じだったのでもう一捻りあっても良かったですが“ナク族”やその他沢山の部族に“牙と話しをする男”の伝説、“卑怯者”とバカにされたデレーの父親の秘密に様々な動物の登場でラスト間際の“神の山・大きな鳥の巣”ピラミッドでのシーンも迫力ありました。
スケール感もありましたが凄く面白いというワケでも無かったですかね、でも見て損はないと思う作品でした、お勧めします。
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