 | 電波に乗せて送られてきたエイリアンのDNAによって、恐るべきモンスターが生み出されてしまうSFホラーの人気シリーズ第4弾です。第1作でナターシャ・ヘンストリッジが演じた、人間とエイリアンのハイブリッド生命体“シル”につながる正統なシリーズなんですが、キャラクターは一新されていて単独でも楽しめる作品ですかね。今回はテレビを中心に活躍するスウェーデン出身のヘレナ・マットソンが、その美貌と見事なプロポーションで新たなヒロインを熱演していました。恐ろしさの中にもエロティシズムを感じさせる、エイリアンのデザインも見どころの一つでした。
叔父トムと田舎町で暮らすミランダ(ヘレナ・マットソン)は、容姿端麗、頭脳明晰な大学講師だった。そんなある日、体に異変を感じて病院へと運ばれた彼女は、突如奇怪な怪物と化し、医師や看護士らを惨殺してしまう。トム(ベン・クロス)によって助け出された彼女は、自分が人間とエイリアンのDNAを融合させたハイブリッド生命体であることを知らされる。トムは凶暴なエイリアンの本性と懸命に戦うミランダを連れ、元同僚フォーブス(ドミニク・キーティング)に助けを求めようとメキシコへ旅立つが・・・・。
自分が人間とエイリアンの遺伝子配合で作られた生命体だと知らずにいた女性が、ある時突然その本能に目覚め、人々に襲いかかるさまを描いたSFホラーのシリーズ第4弾です。 容姿端麗で頭脳明晰な女性ヘレナ・マットソン演じるミランダは叔父のベン・クロス演じるトムと田舎暮らし、ところがミランダは突如エイリアンへと変貌し周囲の人々を惨殺しトムはミランダをエイリアンとして誕生させたと打ち明ける。 そしてこの事態に対処するため元同僚ドミニク・キーティング演じるフォーブスに助けを求めるトム、エイリアン化したミランダは種を残すという本能のまま生殖相手を求めて暴走していくのだが・・・。
回を重ねるごとに“エロチック・ホラー”から“少しホラー・テイストを持った単なるエロチック映画”にと変貌を遂げてきた、『スピーシーズ シリーズ』の第4弾でしたが今回も美しいヘレナ・マットソン演じる宇宙から送られてきたDNA配列を元に人間からつくられた、“美しいエイリアン・スピーシーズ・ミランダ”が主役でしたが今までの『スピーシーズ』とは少し毛色の違った作品となりました、ヘレナ・マットソン演じるミランダが今回は大学教授だと言うのがなんか新鮮でした。
今までの『スピーシーズ・シリーズ』はナターシャ・ヘンストリッジ扮する“イヴ”を元にして、エイリアンとなった“エロチック・スピーシーズ”の女性が地球人男性と“交尾”するお話しが展開されることがセオリーというかお決まりのパターンでした、そしてお約束とも言える“エロチック・シーン満載”の映画でした。
しかし今回の『スピーシーズ4』は少し毛色が変わって“エロチックなホラー”であることは変わりないのですが、確かに色んな人が言っているように面白みには欠けましたが少し“アカデミック”な印象の作品になっていました、主演のヘレナ・マットソンはナターシャ・ヘンストリッジに次ぐ美貌の持ち主でお約束になりつつある“スピーシーズでの裸”も少し見せてくれました、視覚的に“エロチック・ホラー”っぽさをだすのではなくてやはりアカデミックにこだわった作り、僕はそこの所を評価してあげたいと思いましたし映像的にもB級ホラーの要素タップリの作品でした。
確かに見えそうで見えないヒロインの裸であったり、ちょっと回を重ねるごとに規模が小さくなってきていましたが主演のヘレナ・マットソンは可愛かったです、見て損はないのでお勧めします。 |