>>一覧  >>修正   前へ<<  >>次へ


「ひぐらしのなく頃に」をお勧めします。

当然続編を意識した作りです。

画像:higurashinonakuhi01.jpg説明
コミケなどで販売される同人ゲームとしてスタートし、口コミからやがて累計50万本を売り上げる人気作となった「ひぐらしのなく頃に」の、そのシリーズ第1作となる「鬼隠し編」を基に「富江 BEGINNING」の及川中監督が映画化したものだそうです。
東京から古い因習の残る村の分校に転校してきた少年が、やがて恐るべき秘密を知り、やがてそして恐怖に巻き込まれて行く。美少女の同級生たちに囲まれた学校生活が一転、恐怖の舞台に変わるというゲーム版のエッセンスは映画版でも健在で、2009年4月には残された謎の真相に迫る続編「ひぐらしのなく頃に 誓」も公開されたそうです。


家庭の事情で東京から地方の雛見沢村に引っ越した高校生・圭一(前田公輝)。そこは村の守り神、“オヤシロさま”への信仰が深く根付いた小村だった。分校に通い出した彼は、魅音(飛鳥凛)やレナ(松山愛里)たち同級生とも打ち解け、楽しい新生活を送り始める。だがそんな矢先、彼はカメラマンの富竹(谷口賢志)から、かつてのダム建設反対運動と、それに関した惨殺事件の話を聞く。やがて圭一は、似たような変死事件が何度も同じ夜、村祭りの晩に起きていることを知り……。



累計50万本を売り上げた同名人気ゲームソフトを実写し映画化したミステリー・ホラーです、東京から小さな村の分校に転校してきた少年がやがて想像を絶する秘密と恐怖に直面します、監督は「富江」「吉祥天女」の及川中で主演は前田公輝。

昭和58年初夏。村の守り神オヤシロさまを大切に守ってきた雛見沢村、東京から引っ越してきた前田公輝演じる前原圭一は村の小さな分校で楽しい日々を過ごしていた。
だが圭一は夏祭りの夜に決まって1人が死に1人が消える怪事件が毎年起こっていたことを知る、しかしクラスメイトの少女たちは決してそのことを認めようとはしない、そしてこれを境に圭一の平穏な日々ももはや帰っては来なかった・・・。

僕はゲームは全く知りませんでしたが雰囲気も中々良くて面白かったジャパニーズ・ホラーでした、東京から越してきた圭一がクラスメートの魅音や礼奈たちと仲良くしていくうちに“鬼ヶ淵”らを知っていき、“オヤシロさま”の存在や“ワタ流し”などのことを知り始めて怖ろしい恐怖の渦に巻き込まれていきます、このような人里離れた『閉鎖的な村』を舞台にしたことはいいことですし“都市伝説的”なホラーの題材には持ってこいですね。

この“雛見沢村”がダムの底に沈むところをダム工事の責任者がバラバラ遺体にされて工事が中止なったことを知らされたり、圭一が教室で“悟史”という名前が消されたロッカーを発見しますがクラスの女の子たちに訊いても知らん顔される所はこういう“地元密着ホラー”には大事な要素、そして『ワタ流し』のお祭りの日に川原亜矢子演じる診療所の看護士三四から圭一はある恐ろしい儀式がここ“雛見沢村(鬼ヶ淵村)”で行われていると教えられます、被害者が『雛見沢村のダム工事』に賛成したモノや反対運動に消極的だったものにしたことなどもありきたりですがいい内容だと思います。

警察の杉本哲太演じる刑事大石はこの一連の犯行に雛見沢村の人間が関わっていると思い、圭一に捜査の協力を依頼しますがその事件以来クラスの仲の良かった魅音や礼奈らクラスメートたちは段々と疎遠になっていくというのも、ありがちだけど可愛い女の子がそうなるので結構不気味でした。

細かい所はいくらでも突っ込めますがこの作品も中途半端な終わり方でしたね、ホラー映画はシリーズものでもなるべく続編を見なくても納得出来るモノがいいと思います、もっととことん飛鳥凛演じる魅音や松山愛里演じる礼奈らクラスメートたちを暴れさせても面白かったですかね、続編の出来次第だと思いますがお勧めします。