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「ロストボーイ:ニューブラッド」をお勧めします。

何故いまになって「ロストボーイ」の続編なのか・・・・・。

画像:lostboys5.jpg説明
吸血鬼とはほど遠そうなカリフォルニアを舞台に、少年たちと吸血鬼の戦いを描いた1987年の青春ホラー「ロストボーイ」の21年ぶりとなる続編です。コリー・フェルドマンが前作と同じくコミック・マニアの吸血鬼ハンター、エドガーに扮して再登場するのも見ドコロの一つでした、コリー・ハイムが演じたサムもわずかながら印象的に登場するのでお見逃しなく。
当時10代だった彼らの成長ぶりもひとつの見どころ、今回は主人公の青年も悪役の吸血鬼も共に元サーファーというのがカリフォルニアらしいところ、月明かりの下でサーフィンに興じる吸血鬼たちの姿も面白いかもしれませんね。


カリフォルニアのサーフ・タウンにやってきた元サーファーのクリス(タッド・ヒルゲンブリンク)と妹のニコール(オータム・リーザー)。2人は早くに親を亡くし、クリスは過保護なまでに妹を気にかけていたが、年頃のニコールは兄の干渉に煩わしさを感じていた。そんなとき、ニコールは元有名サーファーのシェーン(アンガス・サザーランド)と出会い、恋に落ちる。だが、シェーンは町に巣くう吸血鬼集団のボスだったのだ。妹の危機を知ったクリスは吸血鬼ハンターのエドガー(コリー・フェルドマン)に相談するのだが……。



半吸血鬼にされてしまった妹を救うためその兄が助っ人の吸血鬼ハンターと共にヴァンパイア退治に挑む、1987年製作のアクション・ホラー『ロストボーイ』の続編です、コリー・フェルドマンが前作と同じくコミック・マニアの吸血鬼ハンター・エドガーに扮して再登場します。

両親を亡くしたタッド・ヒルゲンブリンク演じるクリスとオータム・リーザー演じるニコールの兄妹、叔母を頼ってカリフォルニアのルナ・ベイにやって来ますが地元アンガス・サザーランド演じるシェーンと恋に落ちるニコール。
妹は吸血鬼であるシェーンによってヴァンパイアの血を飲まされ半分ヴァンパイアに、そんなクリスの前にヴァンパイア・ハンターのコリー・フェルドマン演じるエドガーが現れニコールが完全な吸血鬼になる前にボスを倒すべく、クリスとエドガーはヴァンパイア一味打倒に立ち上がるのでしたが・・・。

何故今ごろになって『ロスト・ボーイズ』の続編なのか、21年も経って何故続編を制作をしようと思ったのかがずっと謎でしたが『トワイライト』が大ヒットする昨今、少し“ゾンビ映画”にも似ている所もあるし最近の流行なのかもしれませんね。

クリスもシェーンもサーフィンをやっていたんですがクリスは両親の事故死が元でシェーンも何故かやめてしまいます、クリスが突然現れたシェーンの“パーティー”にニコールが行きたいと言ったことから物語が始まりますが、こういったシーンが今のアメリカや日本などの若者たちの姿でありそういう姿を描くことで、実際の若い人たちも『自分もそうだ』と安心するのでしょうね。

トム・サヴィーニが始まってスグにシェーンらヴァンパイア同士で争って殺され頭だけとなり、その頭を蹴られるシーンが出てきたりヴァンパイアが死ぬシーンなどゴア・シーンなんかが多かった映画でしたがターゲットはティーンズ、全米で大ヒットした『トワイライト』なんかもいわゆる“ヴァンパイア・ムービー”ですがちょっとヴァンパイアものってゾンビ映画と似たところがあって、遊び易いところがあって見る方も作る方も安心なところもあるのでしょうね。

エヴァンの努力が実を結ぶのも良かったですが『ロスト・ボーイズ』のオリジナル版を見ている僕らには、映画が終わったあとのタイトル・ロール前のエドガーらのシーンも良かった、21年ぶりの続編でしたが納得出来たかな、お勧めします。