 | 「恋する惑星」「2046」等、独創的な映画話術で世界中に熱狂的ファンを持つ香港の俊英ウォン・カーウァイが、初の英語作品にチャレンジした作品です。 優しい歌声で世界を魅了する人気歌姫ノラ・ジョーンズがこれまた映画初主演に挑んだほか、ジュード・ロウにジナタリー・ポートマン、レイチェル・ワイズにデヴィッド・ストラザーンら人気スターたちが集結して何とも贅沢な競演を披露。題名通り、『ブルーベリー・パイ』のように甘酸っぱくて美味この上ない、魅惑のラブ・ロマンスに仕上げることに成功しました。
恋人の心変わりで失恋を味わったエリザベス(ノラ・ジョーンズ)を慰めてくれたのは、カフェのオーナー、ジェレミー(ジュード・ロウ)が焼く甘酸っぱいブルーベリー・パイだった。それでも別れた彼がなかなか忘れられないエリザベスは、その思いを断ち切るべく、ひとり旅に出る。失恋から57日後、NYから1120マイル離れたメンフィスにやってきた彼女は、別れた妻への愛に苦悩して酒に溺れるようになった男アーニー(デヴィッド・ストラザーン)と、その元妻スー・リン(レイチェル・ワイズ)と出会い、複雑な感慨を抱く。
「花様年華」「2046」のウォン・カーウァイ監督が自身初の英語作品に挑んだラブ・ストーリーです、主演は映画デビューとなる愛に傷ついたヒロインのノラ・ジョーンズで心の彷徨を優しく見つめます。
ニューヨークのとあるカフェ。失恋したノラ・ジョーンズ演じるエリザベスは、この店のオーナーのジュード・ロウ演じるジェレミーが焼くブルーベリー・パイを食べ少しだけ心癒やされる。 それでもなかなか別れた恋人のことが忘れられない彼女は、ついに宛のない旅に出て仕事をしながらメンフィスにラスベガスとアメリカを横断。 彼女はその先々でそれぞれに愛を求め愛に傷つく人々と出会い、彼らと束の間の時間を共有していく中で新たな自分を見いだしていきます・・・。
「恋する惑星」「天使の涙」などのウォン・カーワァイ監督が贈るラブ・ストーリーでした、評価の高い「花様年華」はまだ未見ですがあまりウォン・カーワァイ監督作品が好きではありませんでしたが「マイ・ブルーベリー・ナイツ」は凄く面白かったです、主演の歌姫ノラ・ジョーンズの他ジュード・ロウやデビッド・ストラザーンにナタリー・ポートマンらの演技合戦も素晴らしかった。
主演のエリザベス役のノラ・ジョーンズが彼氏に捨てられたヒロインをキュートに演じているんですが、結構上手くてビックリしましたが僕の持論の『歌の上手い人は演技も上手い』は当たっていましたね、ジュード・ロウ演じるジェレミーがオーナーのオシャレな“鍵”という名前のカフェ・クルーチに彼氏の家の鍵を預けたことから、新しい自分の人生が始まりエリザベスはニューヨークからメンフィスやラスベガスで色んな人と出会い成長していきます。
デビッド・ストラザーン演じるアル中のアーニーやレイチェル・ワイズ演じるスー・リンの話しも良かったですし、ラスベガスに向かう場でナタリー・ポートマン演じる“凄腕ギャンブラー”レスリー役も面白かったし、『レオン』の“マチルダ”が久しぶりに帰ってきたと思わせてくれた演技は素晴らしかったです、必死にエリザベスから送られてくる手紙を頼りにエリザベスを探しますがカティアという女性と過去に色々あったようなジェレミー、果たしてエリザベスの運命とジェレミーとの恋の行方はいかに。
題名の『マイ・ブルーベリー・ナイツ』の“ブルーベリー”の由来も面白かったです、キス・シーンも凄くオシャレでやっぱりジュード・ロウはカッコいいし皆の醸し出す空気感も素晴らしかった、かなりお気に入りの作品になりましたしお勧めします。
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