監督はハンガリーでキャリアをスタートし、本作がハリウッドデビューとなる新鋭ニムロッド・アーントル。主演は「アンダーワールド」シリーズの人気女優ケイト・ベッキンセールと、「Gガール 破壊的な彼女」のルーク・ウィルソン。人里離れて、助けも呼べない田舎のモーテルで展開する惨劇、そして衝撃の結末は必見の面白さでした。
夫婦仲が冷え切り、離婚が決定的となったデビッド(ルーク・ウィルソン)とエイミー(ケイト・ベッキンセール)の夫婦。ある夜、車の故障で人里離れた田舎道に立ち往生ちしてしまった2人は、やむなく近くに見つけた寂れたモーテルで一夜を明かすことになった。部屋でやることもないデビッドは、テレビのそばに置かれていたビデオに目をとめ、暇つぶしに再生を始める。そこにはホラー映画のように人が殺される映像が映されていたが、なんと舞台は2人の泊まるまさにその部屋だった。
寂れたモーテルを舞台に残忍な殺人ビデオの標的にされてしまった離婚間際の夫婦の、恐怖を描いたサスペンス・スリラーでした、主演は「アンダーワールド」のケイト・ベッキンセールと「Ｇガール 破壊的な彼女」のルーク・ウィルソン。監督はハンガリーでキャリアをスタートし、本作でハリウッドデビューを果たした新鋭ニムロッド・アーントル。
車で帰宅途中のルーク・ウィルソン演じるデビッドとケイト・ベッキンセール演じるエイミーのフォックス夫妻、離婚が決定的な２人は車の中でも険悪な雰囲気で車が故障して真夜中の田舎道で立ち往生してどうにか近くのモーテルへ、２人はそこに１泊することになりますが薄汚れた部屋に通されますます不機嫌に。
ふとデビッドが再生したビデオには趣味の悪いホラー映画らしき映像が映っていて、よく観てみると残忍な殺人シーンが行われている現場は紛れもなく今彼らが泊まっているその部屋でした・・・。
この『モーテル』という映画も面白い（恐い）ホラー映画だということだったので楽しみでした、離婚ん寸前のルーク・ウィルソン演じるデビッドとケイト・ベッキンセール演じるエイミー夫婦が、車の故障で仕方なく泊まったモーテルで離婚よりも怖ろしい一夜を迎えるというお話だったのですが、モンスターや心霊現象が起こるわけでもありませんでしたがとても良く出来たホラー映画でした。
ルーク・ウィルソン演じるデビッドとケイト・ベッキンセール演じるエイミーの車での会話が、本当に険悪でいかにも“離婚間際の夫婦”といった感じで良かったし雰囲気も暗めでとてもいい、途中で車の故障を見てくれる兄ちゃんもいかにも怪しくて○だしモーテルの雇われ支配人男もちょっとブキミ、殺人ビデオを再生したことで２人の身に恐ろしい恐怖体験が降りかかるんですがテンポも良くて無駄が無かった。
あんまりしゃべるといけないので説明はこれくらいにしますが、スタートから展開もテンポも凄く良くて素晴らしかったです、映画のランニング・タイムは１時間半くらいで見やすかったですし展開も速くてテンポも良い、モンスターなんかが出てこなくても十分に面白く見られるホラー映画でした。
逆にもう少し長い時間でも面白かったと思いますが、これぐらいでもとても素晴らしいホラー映画に仕上がっていました、ルーク・ウィルソンにケイト・ベッキンセールの組み合わせも思っていたより良かったです、お勧めします。