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「カリフォルニア・ドリーミング」をお勧めします。

リー・トンプソン、いい年のとり方してますね。

画像:CaliforniaDreaming2.jpg説明
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズも懐かしいリー・トンプソンが、青春時代からの夢だったカリフォルニア旅行を実現させるため四苦八苦する、母親を熱演する家族コメディの佳作でした。
一見裕福で仲も良かった家族が、母親以外乗り気でなかった旅行に出ることをきっかけに、それぞれの関係をこじらせて行きます。夢にこだわるあまり、身近な幸福を見逃していたヒロインの青春時代への決別、そして家族が本当の絆を再確認する様子が綴られた、しみじみする作品になりました。共演には「モンキーボーン」のデヴィッド・フォーリーなど。


ネブラスカ州オマハ。不動産会社に勤めるジンジャー(リー・トンプソン)は、夫ステュー(デヴィッド・フォーリー)と2人の子供と共に幸せに暮らしていた。そんな彼女の夢は、西海岸カリフォルニアで家族とバカンスを過ごすこと。ある夏、ジンジャーはいよいよその夢を実現するべく、大型のキャンピングカーを購入して3週間の旅行に備える。だが、ボーイフレンドとひと月近くも離れることに耐えられない長女クッキーを始め、ジンジャー以外の家族は実はこの旅行に乗り気ではなく……。



米国中部ネブラスカ州で幸せに暮らす一家、一家の母が念願のカリフォルニア旅行に家族を連れ出したことから何かが崩れ始めた?
リー・トンプソン主演の家族コメディでした、ネブラスカ州オマハで不動産会社に勤めるリー・トンプソン演じるジンジャーは夫デヴィッド・フォーリー演じるステューと、クッキーにマイロの2人の子供と共に幸せに暮らしていた。
彼女の夢は西海岸カリフォルニアで家族とバカンスを過ごすこと、ジンジャーはいよいよその夢を実現するべく大型のキャンピングカーを購入して3週間の旅行に備えるが、ボーイフレンドとひと月近くも離れることに耐えられない長女リンジー・サイム演じるクッキーを始め、ジンジャー以外の家族は実はこの旅行に乗り気ではなく・・・。

何事にも口を出しておせっかい焼き良く言えばマイ・ペースで悪く言えば自己チューのママのジンジャー、そんな彼女がなんとか絵葉書で見たカリフォルニアの景色に感動して家族の絆を深めようとします、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のリー・トンプソンが前も誉めたんですがいい年の取り方をしていました。

旅の始まりから家の新しい防犯システムの調子が悪く、カリフォルニアへの旅に出発する朝に警察が来て騒音違反の切符を切られたりセキュリティー会社のお世話になったり、せっかく旅立てたら今度は娘のクッキーの彼氏のケヴィンが勝手に車に乗り込んでいて朝からケヴィンの奇妙な家族とバトル、ステューの姉のボニーや母親がクッキーからの助けを請う電話で駆け付けたりします。

確かにクッキーは今時のティーンエイジャーらしく生意気で暗めの服装だし、弟のマイロは姉ほど反抗的では無いけれどいつも携帯用のゲーム機を使って遊んでいる少年、そんな彼らをなんとか憧れのカリフォルニアへの旅に連れて行こうとしますが良く言えば家族思いなんだけど、自己チューで支配欲が強くて旦那のステューも苦労しながらなんとか家族を一つにまとめようとしますが。

ケヴィンのママの言う通りジンジャーは“優しくしてあげにくい人”、果たして色々な経験や親戚の人々とのやりとりの中でやがて“プライド”の塊のようなジンジャーは変わることが出来るのでしょうか?

犬のバウンダーも活躍しますがパパのステューも大変です、まぁまぁのファミリー・コメディでした、お勧めします。