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「ビー・ムービー」をお勧めします。

予想したより面白かったです。

画像:beemovie15.jpg説明
テレビコメディ「となりのサインフェルド」のジェリー・サインフェルドが、脚本と製作に加え主人公の声までを手がけたCGアニメです。
進路に悩むミツバチの青年を主人公に、弱者から搾取するばかりの人間社会にチクリと皮肉を効かせたストーリーが展開します。“刺す”という意味の芸名を持った大物ミュージシャンのスティング、副業で自身のブランドのハチミツを販売している俳優のレイ・リオッタらが、本人役で(アニメとなって)登場し声優も手がけていて笑えました。「シュレック」のドリームワークスが久々にらしさを見せて、大人向けの笑いもたっぷりと込められた一作でした。


 大学を出た働きバチの青年バリー(声 ジェリー・サインフェルド)は進路について悩んでいた。ミツバチの世界では、一度ついた仕事を変わることはできないのだ。そんなある日、彼は掟を破って外の世界へ飛び出し、危機を救ってくれた人間の女性、ヴァネッサ(声 レニー・ゼルウィガー)と友情を築く。だが、彼女と共に訪れたスーパーで、バリーは棚に並んだハチミツの瓶を見て驚愕する。自分たちが集めたミツが根こそぎ奪われていたと知ったバリーは、人間を相手に訴訟を起こすのだが……。



「シュレック」シリーズのドリームワークスが贈るCGアニメーションです、新米の働きバチがハチミツの搾取を食い止めるべく人間界へ飛び出し、大冒険を繰り広げるアドベンチャー・コメディでした。
大ヒット・シットコム「となりのサインフェルド」の人気コディアンのジェリー・サインフェルドが主人公の声のほか製作と脚本も担当、共演に「シカゴ」のレニー・ゼルウィガーやジョン・グッドマンにマシュー・ブロデリック、クリス・ロックにキャシー・ベイツにスティングらが豪華共演していました。

ジェリー・サインフェルド演じるバリーは新米の働きバチ、毎日ハチミツを作り続ける仕事にウンザリした彼は巣の外へ冒険に出ることに、初めての人間世界を彷徨ったバリーは心優しい花屋の女性レニー・ゼルウィガー演じるヴァネッサに救われます。
これを機に彼女と意気投合したバリーはスーパーで大量のハチミツを発見、自分たちがあくせく働いて作ったハチミツが人間に横取りされていると知ったバリーは、ヴァネッサやアダムの手助けを得て人間を相手に裁判を起こし見事ミツバチ側の勝訴となりますが・・・。

ドリームワークスが贈るCGアニメでしたが最近不調気味のドリームワークスにしては面白かったかな、ミツバチの働きバチバリーが人間にハチミツを搾取されていることを知り訴訟を起こし、それに勝ったことから巻き起こる新しい問題と戦うことになります。

相棒のマシュー・ブロデリック演じるアダムと無事に学校を卒業したバリーは“ヘキサゴン(六角形)・グループ”傘下の、会社に一生を捧げなければいけないことに疑問を感じたバリーは外の“人間界”に足を踏み入れてしまいます。

花粉レンジャーの飛び立ち方もまるで『トップガン』みたいで面白かったし、その“花粉レンジャー”にくっついて行った先でテニスに巻き込まれ死にそうな目に遭うシーンも面白かった、バリーが人間界のことを知ってしまい仕事に悩むのを名作『卒業』をもとにパロディ化したりと遊び心も満載。クリス・ロックが蚊の役で出演していたりジョン・グッドマンがいかにもといった役だったり、スティングやレイ・リオッタも本人役で出演していて色々冒険してレニー・ゼルウィガー演じる花屋のヴァネッサに命を助けられて一人と一匹は仲良くなるんですが、レニーは本当に吹き替え上手で可愛らしいヴァネッサを演じていました。

ラストのテーマ曲といいラストといい訴訟に勝ったあとの蜂たちや人間界も面白かった、久しぶりにドリームワークスのアニメで面白いと思った作品でした、お勧めします。