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「エクスクロス 魔境伝説」をお勧めします。

それなりに頑張ってはいましたよね。

画像:xxbt1.jpg説明
温泉地の村に伝わる奇怪な風習に巻き込まれ生け贄として狙われてしまったヒロインが、携帯電話を通じた見知らぬ男からのアドバイスを頼りに決死の脱出に挑みます。
第1回「このミステリーがすごい!」大賞隠し玉に輝く上甲宣之のベストセラーを、「バトル・ロワイアルII【鎮魂歌レクイエム】」の深作健太監督が映画化しました、理由もわからず逃げ惑うことになったヒロインを「砂時計」の松下奈緒が熱演してました。本筋に加えて、鈴木亜美扮するヒロインの友人と小沢真珠演じる巨大ハサミ女とのすさまじい死闘も見ものだったかな、他共演に中川翔子など。



恋人の浮気で落ち込む女子大生・しより(松下奈緒)は、友人・愛子(鈴木亜美)に誘われて、人里離れた阿鹿里村(あしかりむら)の温泉へと傷心旅行に出かける。村の不気味な雰囲気に怯えていた矢先、しよりの部屋に置き忘れられていた携帯が鳴り出し、物部昭(声 小山力也さん)と名乗る男が「早く逃げないと足を切り落とされるぞ!」と警告を発する。やがて電気が消え、宿は村人たちに取り囲まれた。携帯を通じた物部の助けで、しよりはなんとか危機を逃れるのだが……。



第1回<このミステリーがすごい>大賞で“隠し玉”枠に選ばれた上甲宣之の痛快ホラー『そのケータイはXXで』を、「バトル・ロワイアル II〜鎮魂歌(レクイエム)〜」の深作健太監督で映画化したサスペンス・ホラーでした。

人里離れた温泉地“阿鹿里(あしかり)村”にやって来た2人の女子大生松下奈緒演じるしよりと鈴木亜美演じる愛子、しよりの傷心旅行に来た“阿鹿里村”で恐ろしい体験をすることになります。
2人は別行動となりしよりのケータイに見知らぬ男から“今すぐ逃げろ、足を切り落とされるぞ”という警告の電話が、愛子のケータイは繋がらず逃げながら友人の中川翔子演じる弥生に電話したしより、愛子には気をつけろと告げられ愛子のほうも不気味な女小沢真珠演じるレイカの襲撃で窮地に陥っていました・・・。

演者の顔ぶれを見て観るのを止めようかと思いましたが『第1回<このミステリーがすごい>大賞で“隠し玉”枠に選ばれた』との事、楽しみ・期待半分不安な気持ち半分で見ることにしましたがそんなに期待する程面白くは無かったですが、今まで日本映画に無かった良くいえば『バッド・テイスト』や『エイリアンズ』といった感じでまぁまぁ楽しめました。

「24」の『ジャック・バウアー』でお馴染みの小山力也さんがしよりの電話相手で、大学で民族学を研究している物部昭という妹を “阿鹿里(あしかり)村”で失ってしまった人を声だけで出演していました、 『ジャック・バウアー』にしか聞こえなくて笑えましたがきっとそれも“狙い”の一環なんだろうなと思いました。

小沢真珠も15年前は清純派で売りだしていたのに『牡丹と薔薇』以来奇異な役柄が似合う女優さんですね、今回は“阿鹿里(あしかり)村”とは関係ないレイカという訳の解らない“ターミネーター”女役でしたが、本当に最近はこういう女いるのかよといったアブノーマルな役が似合う女の子になりましたね。

松下奈緒に鈴木亜美も合格点でしたかね、とくにアミ〜ゴにはあまり期待していなかったので良くやった方だと思ってあげたいです、やはり小沢真珠のターミネーター女がもっと暴れまわっても良かったかなて思いました。

『ブレインデッド』とは口が裂けても言えませんがこういう作品は日本映画で今まで無かった分野の作品、頑張ったと素直に誉めてあげたいと思いました、ラストの小山力也さんの声の主も大笑いでした、まだまだ物足りないですがお勧めします。