>>一覧  >>修正   前へ<<  >>次へ


第81回アカデミー賞 結果

大満足の第81回アカデミー賞でした。

画像:20090223jijpintview000.jpg説明
こんばんは皆さん、昨日の感動でまだ胸が一杯の和人です、アカデミー賞で『おくりびと』と『つみきのいえ』は嬉しかったですね。

『名誉賞』の頃は3本ほど獲得していたんですが”外国語映画賞”としては初、イスラエルとフランス作品の前評判が高かったので受賞は無理かなと思っていたのですが・・・・。

ところが見ているうちに加藤久仁生監督の『つみきのいえ(主要部門では無かったですが応援はしていました)』が『短編アニメーション部門』を獲得してから、「もしかしたらこのままいい流れ(『スラムドッグ&ミリオネア』『WALL・E/ウォーリー』も獲得してましたから)に乗れれば」と少し期待していました。

そしたらリーアム・ニーソンの口から『ディパーチャーズ』という言葉が、『やった!!スゲェー』と思わず声が出て滝田監督ひとりがあがると聴いていたのに皆上がっていましたね、モッくんは格好良かったし広末涼子チャンも可愛かったし壇上の皆にも何か話して欲しかったです。

しかしここからが第一歩の始まりだと思わないといけないですよね、何時までも黒澤明監督や一部の芸術家にジブリ作品に頼ってはいられませんね、今度は俳優部門や作品部門にも名前が挙がっていけるようになったら最高ですね。

『ロバート・ダウニー・ジュニア』は残念でしたがヒース・レジャーが最優秀助演男優賞、『ロバート・ダウニー・ジュニア』はまだまだチャンスあるし”トロピック・サンダー史上最低の作戦”なんていうとんでもない題名の映画からノミネート、『役作りに燃える白人で黒人になったオーストラリアの俳優』という役だった彼は主演で獲得する力も演技力もありますからこれからに期待です。

ヒース・レジャーは故人としては『ネットワーク』のピーター・フィンチ以来32年ぶりの受賞、前日に検索してたら『もし獲得したらオスカー像をどうするか』でアカデミー側とヒースの家族が話し合ったそうです。

本来なら亡くなった俳優の配偶者が受取人になり配偶者がいない場合は第1子のものに、しかしヒースに配偶者はなく(ミシェル・ウィリアムズと別れちゃったから・・・)長女のマチルダちゃんがわずか3歳であるということが問題に、オスカーの受取人はの受取人は像を売るなどして手放さないことや、手放す場合は1ドルでアカデミーが買い戻す権利を持つなどの規定が書かれた契約書にサインをしなければいけません。

3歳では法的にこの契約書に署名することはできないというわけで結局、マチルダの母親であるミシェル・ウィリアムズとヒースの遺族も含めた話し合いが行われ、ヒースが受賞した場合はミシェル・ウィリアムズが契約書にサインをし、オスカー像はマチルダが18歳になるまでミシェルが預かる形になったそうです、マチルダは18歳になったときに自分が像を受け取るかアカデミーに返すかの契約書にサインをすることになるらしいです。

そして最優秀男優はやはりショーン・ペンの所に落ち着きました、スピーチの中で「『ミッキー・ローク』は兄弟だ」と言ってましたしロビン・ライトとも仲良さそうでしたね、やっぱりスーパーでクレイジーなショーン・ペンを操縦出来るのはロビン・ライトだけですからこれからも末永く。

ロバート・デ・ニーロに会えたのも嬉しかったしあの歴代のオスカー経験者が5人出てきて、一人ずつノミネートされた人を紹介すると言う趣向は素晴らしかったですね、ニコール・キッドマンも美しかったしキューバ・グッティング・ジュニアも良かったです、これからも続けて欲しい素晴らしいイヴェントでした。

『マリサ・トメイ』や『ミッキー・ローク』に『ロバート・ダウニー・ジュニア』の授賞は叶わなかったですが、とても印象に残る素晴らしいアカデミー賞授賞式でしたしヒュー・ジャックマンの才能は素晴らしいものがありました、クイーン・ラティファの歌も良かったですがテレビはスクリーンを映してくれたほうが良かったです、『つみきのいえ』の加藤久仁生監督の『ドモアリガトウ・ミスター・ロボット』はやはり外国人にうけてましたね。



『WALL・E/ウォーリー』も長編アニメーション部門賞獲得したし『スラムドッグ$ミリオネア』が予想以上に強くて8部門独占でした、お金もかけずハリウッド俳優も使っていなくて英語じゃなくてもオスカーの立派な作品賞になれましたね、これだから映画は素晴らしいですね!!


『おくりびと』と『つみきのいえ』のスタッフや関係者の皆さん、おめでとうございます!!!





作品賞: 『スラムドッグ$ミリオネア』  


監督賞: ダニー・ボイル『スラムドッグ$ミリオネア』

主演男優賞:ショーン・ペン『ミルク』

主演女優賞:ケイト・ウィンスレット『愛を読むひと』

助演男優賞:ヒース・レジャー『ダークナイト 』

助演女優賞:ペネロペ・クルス『それでも恋するバルセロナ』

オリジナル脚本賞: 『ミルク』

脚色賞:『スラムドッグ$ミリオネア』

長編アニメーション部門賞:『WALL・E/ウォーリー』

外国語映画賞:『おくりびと』

短編アニメーション部門賞:『つみきのいえ』



しばらく皆でうかれましょう