>>一覧  >>修正   前へ<<  >>次へ


「ガチ☆ボーイ 」をお勧めします。

学生プロレスサイコー!!

画像:gachiboySL500.jpg説明
人気劇団モダンスイマーズのヒット舞台「五十嵐伝〜五十嵐ハ燃エテイルカ〜」を映画化した青春コメディの感動作。事故の後遺症で、夜眠るとその日の記憶が失われてしまうと言う障害を負った青年の奮闘を綴る。TV「ROOKIES ルーキーズ」で人気爆発した佐藤隆太が、障害に負けずに懸命に生きる主人公を熱演した。学生プロレスならではのコミカルなドタバタ劇が、やがて大きな感動を生み出すというドラマ構成の妙が見どころ。監督は「タイヨウのうた」が高く評価された小泉徳宏。サエコや向井理、仲里依紗に泉谷しげるなど共演陣も充実する。


 天才五十嵐の異名を取る優秀な大学生の五十嵐(佐藤隆太)が、突然プロレス研究会に入部したいとやってくる。“マリリン仮面”のリングネームでデビューすることになった五十嵐だが、なぜか彼はいつまでも試合の段取りを覚えられず、本番で本気のファイトを演じてしまう。だが、そのガチンコぶりが大ウケし、五十嵐は一躍人気レスラーとなった。やがて部員たちは、彼が事故の後遺症で1日しか記憶を保てなくなったという事実を知るのだが……。



劇団モダンスイマーズの舞台『五十嵐伝〜五十嵐ハ燃エテイルカ〜』を映画化した青春グラフィティです、事故で記憶が1日しか持たなくなった主人公が学生プロレスと出会い、アザや筋肉痛などのカラダに刻まれた記憶を通じて生きる実感を取り戻していく姿を綴っていました。

大学生の佐藤隆太演じる五十嵐良一は事故で一晩眠るとその日の出来事を全て忘れてしまうという“高次脳機能障害”を負っていた、そんな彼が学生プロレスに惹かれHWAの扉を叩き五十嵐の事情などまるで知らない部員たちは大喜び。
肝心の段取りが覚えられない五十嵐は商店街でのデビュー戦で掟破りのガチンコ・ファイトをしてしまいます、しかしそのガチンコぶりがウケて一躍人気レスラーとなる五十嵐でしたが・・・。

1度目は時間を間違え2度目は日にちを間違えやっと3度目に見ることが出来た映画でした、ダルビッシュ有の奥様のサエコがどんな人か見てみたかったのとなんか好きな学生プロレスがメインで、佐藤隆太が主演いうことで見た映画でしたがこれ最高に面白かったです、『50回目のファーストキス』や『博士の愛した数式』と同じく記憶に障害のある主人公の物語です。

初めは天才なのにモノ覚えの悪いヤツだと思っていた仲間達もやがて五十嵐の秘密を知り、HWAの部長で向井理演じるレッド・タイフーン奥寺にOBの飲み屋のマスターのマスク職人宮川大輔演じる君島、ダジャレ好きのボラギノール日野にデビルドクロのトシやコケティッシュ谷やドロップキック佐田の片岡くん、そして父親の泉谷しげるさんに妹の茜らの協力で良一は学生プロレスにのめり込んでいきます。

しょーもないダジャレばかり言うボラギノール日野先輩の『“あさおかあさこ”と“のびのび太”は同じつくりだろ』というギャグが最高、五十嵐憧れで一番人気だった“ドロップキック佐田”に出会って興奮する五十嵐でしたが皆はプロレスを捨てバンド活動に走った佐田に冷たいです、この“ドロップキック佐田”を僕は『救命病棟24時』以来となる川岡大くんが好演していましたね。

爬虫類のマスクで『カエル男爵 マリリン仮面』と名付けられた五十嵐、ラストに学祭で連合の大ヒーローのシーラカンズに立ち向かうことになった五十嵐に奥寺、しかも五十嵐は大事な学園祭当日にバスで寝てしまい記憶を無くして右往左往してしまいます、可愛くて雰囲気も良くて活躍して欲しかった妹の仲里依紗演じる茜がラストに活躍してくれて五十嵐は試合に間に合いますが・・・。

“記憶力障害”映画の一つですが僕はかなり感動しました、やっぱりプロレス・学生プロレスは最高に面白いですし佐藤隆太もとても良かったです、お勧めします。