 | 麻薬取締局との取引により死んだとされる麻薬王になりすます羽目になった、ある男の姿を描くサスペンス・アクションです。 ドン・ウィンズロウの小説「ボビーZの気怠く優雅な人生」を基に映画化したもので、「ワイルド・スピード」のポール・ウォーカーがいつしかその気になって、麻薬王になりきって行く主人公を好演しています、共演には「マトリックス」3部作のローレンス・フィッシュバーン。 ボビーの取引相手や愛人などを相手に、正体がばれそうになるピンチを巧みに切り抜けて行く主人公の姿がテンポ良く描かれた痛快クライム・アクションとなりました。キース・キャラダインやオリヴィア・ワイルド、ジェイソン・ルイスにチャック・リデルなんかも出ていました、監督は「15ミニッツ」のジョン・ハーツフェルド。
服役中の元海兵隊員ティム(ポール・ウォーカー)は、正当防衛とはいえ獄中でギャングのリーダーを殺してしまった。一生を刑務所で終えるか、あるいはギャングの報復で殺されるか、最悪の事態に陥った彼に、麻薬取締局のクルーズ捜査官(ローレンス・フィッシュバーン)から思わぬ話が持ちかけられる。なんとクルーズは、ティムに死んだとされる麻薬王“ボビー・Z(ジェイソン・ルイス)”になりすませというのだ。引き受ければ刑を免除して自由にしてやるというクルーズの言葉に飛びつくティムだったが……。
伝説的麻薬王ボビー・Zの替え玉をさせられるハメになった小悪党の主人公が、次々と直面する危機に立ち向かうさまを軽快なテンポで描く痛快クライム・アクションです、主演はポール・ウォーカーで共演にローレンス・フィッシュバーン、監督は「15ミニッツ」のジョン・ハーツフェルドでした。
服役中の元海兵隊員のポール・ウォーカー演じるティム・カーニーは獄中でギャングのリーダーを殺害、がカーニーが伝説的麻薬ディーラーのボビー・Zに似ていることに目をつけたDEA(麻薬取締局)のローレンス・フィッシュバーン演じるクルーズ捜査官が、ボビー・Zに成りすませてあるミッションをクリアできれば自由の身にと持ちかけます。 その提案を受けるカーニーでしたが彼の行く手には、想像を超えた危険と恐るべき陰謀が待ち構えていて・・・。
ハンサムで爽やかさが持ち味のポール・ウォーカーとコワい顔で『マトリックス』の“モーフィアス”よりも、こんなイカツい顔したオヤジが似合うローレンス・フィッシュバーン共演のワイルドなアクション・サスペンス映画でしたが、ローレンス・フィッシュバーンは顔と同じくイカツイ役でしたがイケメンのポール・ウォーカーがこういった汚れ役をやるとは思っていませんでした。
ニール・ケアリー・シリーズで知られるドン・ウィンズロウの『ボビーZの気怠く優雅な人生』が原作だとか、とにかくポール・ウォーカー演じるティムが伝説の麻薬王ボビー・Ζに似ていることから麻薬取締局のイカツいローレンス・フィッシュバーン演じるクルーズに、ボビー・Ζを演じさせられた筈なのにいざクルーズの相棒と交換という時にクルーズに殺されそうになるしクルーズは仲間の警官を撃ち殺すし、メキシコへ逃げますが務所で殺したマッドドッグの手下やメキシコの手下のモンクに金を盗まれてボビーのセイだと思わされてるワテロ一味に追われて、どういうことなのか話を良く飲み込めずに話がドンドン進んでいきます。
カーニーはオリヴィアという女性との間に出来たキットという男の子を連れてメキシコ中を逃げ回ることになります、オリヴィア・ワイルド演じるエリザベスという美人に預けられたキットは『ママはいつもラリっているからエリザベスの方が好き』と言いますが確かにママがいつもラリってたら嫌ですよね、でもエリザベスは何故かクルーズと繋がっているしモンクに会いに行くと刑務所行きのきっかけにもなったアイスクリーム強盗のダチが働いているしでややこしいことに。
オリヴィア・ワイルドって「ガール・ネクスト・ドア」に出ていたんですね、見た事あるけど誰だろうって思っていました。
しかし後半になるにつれてドンドン謎が明らかになっていき意外な事実も判明、ちょっとクライマックスは丁寧さに欠けるかなと思う所はありましたが面白かったです、肩の凝らない映画なのも良かったです、お勧めします。
|