 | 低予算を逆手に取ったアイデアで世界中にセンセーションを巻き起こしたホラー「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の共同監督の1人エドゥアルド・サンチェスが、同作以来7(8?)年ぶりにメガホンを取ったSFホラーです。 ひと気のない森の中の一軒家という前作と似たシチュエーションを選びながら、恐怖の対象をあえてカメラに写さなかった前作から一転、本作ではいわゆるグレイタイプの宇宙生命体が序盤から登場しショッキングな場面が連続します。エイリアンに襲われるだけでなく、逆にリンチするという珍しい展開にも注目したい新機軸ホラーとなりました。
アメリカ片田舎の森。デューク(ブラッド・ウィリアム・ヘンケ)、コディ(ポール・マッカーシー=ボーイントン)、オーティス(マイク・C・ウィリアムズ)の3人は、銃を携え、闇に潜む地球外生命体を捕らえようとしていた。15年前、彼らを含む5人の少年がその謎の生命体に拉致され、結果1人の仲間が命を落としてしまったのだ。やがて、3人はついに標的を追い詰め、生け捕りにした。彼らは15年前の事件以来、隠れるように暮らしているもう1人の仲間、ワイアット(アダム・カウフマン)の小屋に生命体を運び込み、積年の恨みを晴らそうとするのだが……。
低予算ホラー「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」が世界的大ヒットとなったエドゥアルド・サンチェス監督が、8年ぶりにメガフォンをとったSFホラーで、15年前の少年時代にある生物に拉致されその後の人生を狂わされてしまい、ついに復讐のチャンスが訪れるのでしたがというお話でした。
アメリカ片田舎の森。ブラッド・ウィリアム・ヘンケ演じるデュークにポール・マッカーシー=ボーイントン演じるコディにマイク・C・ウィリアムズ演じるオーティスの3人は、15年前に彼らを含む5人の少年を拉致して結果1人の仲間の命を落とした地球外生命体を捕獲。 やがて3人はついに標的を追い詰め生け捕りにしますが、彼らは15年前の事件以来隠れるように暮らしているもう1人の仲間のアダム・カウフマン演じるワイアットの小屋へ、捕らえた生命体を運び込み積年の恨みを晴らそうとするのでしたが・・・。
あの『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のエドゥアルド・サンチェス監督が8年ぶりに放った新作ホラー映画ということでした、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』はそんなに怖くなかったですがアイデアというかコンセプトは良かったから、今回はどんな仕掛けを用意してくれるのかと期待して見ましたが評価の難しいホラー映画でしたね、でも今回も普通の“エイリアン物”のホラー映画としては一風変わった切り口で魅せてくれていました。
地球外生命体の宇宙人にさらわれて人体実験をされた4人(1人は死亡)が、15年前の復讐で宇宙人を捕まえますがこの宇宙人の見せ方は結構上手だと思いました、クリーチャー・デザインは『プレデター』もどきのような感じがしてさほど新鮮味は感じませんが、『ブレア・ウィッチ・プロジェクトとは違いエイリアンを早く出して暴れさせたり、雰囲気といいストーリーといい結構今までにない展開を見せてくれました。
それなりにスプラッター描写はしっかりしていて人間の腑の描き方は良かったし、仲間のコディの感染や感染後の腐り方もリアリティに溢れて独特の雰囲気を見せてくれました。
一番問題なのはイマイチこの作品も面白く無かったということですかね、つまらないというワケでも無いのですがハッキリ言って期待した程面白くは無かったです、しかしとりあえずホラー映画としての面目は保ったかなという感じで緊張感溢れる作品ではありました、お勧めします。
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