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2008年の、僕の初見のホラー映画、ベスト10です。

ホラー映画の、ベスト10も発表します。

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やっと『2008年初見のホラー映画ベスト10』発表

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大変遅くなってしまい申し訳ありませんでした、今年も『2008年初見のホラー映画・ベスト10』は発表出来て嬉しく思っています、去年からはじめさせていただいたコーナーですが今年も沢山の優秀なホラーに出会えました。

「2001人の狂宴」「ゴーストライダー」「ハウス・オブ・ブラッド」「ウィッカーマン  (リメイク) 」

「Re:DIAL リダイアル」「ディスタービア」「バイオハザードIII」「TATARI タタリ/呪いの館」「パンズ・ラビリンス」

「TATARI タタリ/呪いの館」「スローター 死霊の生贄」「13/ザメッティ」「ゾディアック」「ソウ4」「ジャケット」

「モンスター・ハウス」「MAY -メイ-」「フォーガットン 」

など、ここでも名前だけでも挙げておきたいホラーが沢山ありました、「モンスター・ハウス」はアニメですしホラーとは言えない作品かもしれませんが面白かった。



「パンズ・ラビリンス」や「TATARI タタリ/呪いの館」

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「パンズ・ラビリンス」もアカデミーを幾つか獲ったのも頷ける作品でしたし、「TATARI タタリ/呪いの館」も「TATARI タタリ」続編で一流どころの俳優さん達が降りて1番失敗するパターンでしたが、見事に1作目を軽く超える面白さ(というか1作目はつまらなすぎた)を見せてくれました。



「フォーガットン 」と”かめはめ波”

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「フォーガットン 」もそんなに特筆すべきホラーではありませんでしたが、『ドラゴンボール』の”かめはめ波”や”ドドン波”の実写版はこうなんだと、改めて感心しながら見た作品でしたしジュリアン・ムーアも良かったです。


例年よりもレベルは若干高めだったかな??

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今回も『2008年初見のホラー映画・ベスト10(10位が2本)』の、11本に絞り込む過程も一苦労でしたしかなり迷いました、例年よりもレベルは若干高めだったかなとも思いました。



『2008年初見の映画ベスト10』の発表の時に「説明は簡単にする」と言っておきながら、やはり長々と書いてしまったので『2008年初見のホラー映画ベスト10』はサラっといきたいと思っています。


それでは例年ですと『2008年初見のホラー映画』もうすぐベスト10なんですが、今年は10位が2本なので早速『2008年初見のホラー映画ベスト10』の、発表に参りたいと思います。


『2008年初見のホラー映画第10位』A

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2008年の僕の初見のホラー映画、ベスト10の発表ですです。





それでは『2008年初見のホラー映画第10位』Aのは、看守&囚人vsゾンビ軍団の壮絶な闘いを描いた映画「デッドマンズ・プリズン」です。

まさに“ゾンビ版”の「要塞警察」&「アサルト13」とも言える作品でしたかね、獲物を求めて彷徨い続ける死者(ゾンビ)の群れが生者に迫り、生き残りたければひたすら“走れ”!という感じの作品でした。

走って素早く攻撃してくる最近のゾンビが好きではない僕もこれは良く出来ていたなぁと思いました、でも「デッド・フライト」や「28日後・・・・」よりはちょっと落ちたかな??

でも凄くテンポも良くてストーリー展開も素晴らしくて”走るゾンビの映画”だと切って捨てるにはあまりにも惜しい作品、スピーディーな展開と観ているこちらに考える暇を与えないところが良かったですね、ただ期待が大きすぎたのかちょっともの足りなかったですかね。

ただ一つ残念だったのはランニング・タイムも短かったしもう少しゾンビの活躍ぶりを見てみたかった、でも最近の『サバイバル・アクション・ゾンビ・ホラー』としてはかなりのデキだったと思います、『刑務所&ホラー』の組み合わせは本当に面白いなぁと感じさせてくれる作品でした。た。

主役のサマンサが友近にそっくりだったのも笑えました、低予算なりの頑張りを感じさせてくれる映画でした、この「デッドマンズ・プリズン」が『2008年初見のホラー映画第10位』Aでした。


『2008年初見のホラー映画第10位』B

画像:hardcandy.jpg説明
『2008年初見のホラー映画第10位』Bは、『JUNO/ジュノ 』のエレン・ペイジとパトリック・ウィルソン主演の、密室を舞台にしたサスペンス・ミステリーの「ハード キャンディ」でした。

これは『JUNO/ジュノ 』で主演を務めていたエレン・ペイジが主演しているとのことだったので、『JUNO/ジュノ 』の予行練習と言いますかエレン・ペイジがどんな演技をするか見てみたかったのと、『ホステル』や『シー・ノー・イーヴル』のイーライ・ロスたち“ライオンズ・ゲート”の作品という事でしたから”クズ・ホラー”は出さないだろうと思って見ました。

好奇心旺盛な14歳の少女エレン・ペイジ演じるヘイリーが、出会い系サイトで32歳の売れっ子フォトグラファーのパトリック・ウィルソン演じるジェフと知り合い、2人はチャットの会話を続けるうち意気投合して3週間後には会う事に。

待ち合わせ場所のカフェでヘイリーを見つけたジェフはヘイリーを自宅に誘いこむ事に成功しますが、実はヘイリーはある目的を持っていてヘイリーの方からジェフに近付いて来ていました、ジェフはその目的に気付かずにヘイリーはジェフを薬で眠らせて・・・というお話です。

あんまり話してしまうとこのお話は面白くないのでこれ以上は書きませんが、予想もしない展開とエレン・ペイジの演技の上手さにビックリしてしまいました、流石“ライオンズ・ゲート”作品は違うもんだなぁと思いました。

それにしても可愛らしい顔をした恐ろしい少女ヘイリーを演じていたエレン・ペイジ、14歳(くらい)の役をやっているんですがこれがまた演技が物凄く上手くてビックリしてしまいます、おそらくこの映画の撮影の時には15・6歳くらいだと思いますが恐ろしいくらい冷静で賢い女の子のヘイリーを好演していました。

ヘイリーが何故こんな凶行に及んだのかは映画を見ていれば分かります、登場人物はサンドラ・オーなども少し出てきますがほぼエレン・ペイジにパトリック・ウィルソンだけ、緊迫した密室での心理ゲームが繰り広げられています。

パトリック・ウィルソンも凄い2枚目サンなのにこういった暗めの役が似合いますね、間延び感も感じられずとにかく最後まで息の抜けない面白いサスペンス・ミステリーに仕上がっていました、エレン・ペイジの『JUNO/ジュノ 』をご覧になる前に是非予習を、この「ハード キャンディ」が『2008年初見のホラー映画第10位』Bでした。


『2008年初見のホラー映画第9位』

画像:zombino.jpg説明
『2008年初見のホラー映画第9位』は、「マトリックス シリーズ」のキャリー=アン・モスやビリー・コノリー主演の、ゾンビ・コメディ・ホラー「ゾンビーノ」です。

この『ゾンビーノ』をただの”コメディ・ホラー”と侮るなかれ、これは『ショーン・オブ・ザ・デッド』程ではありませんでしたがアレ以来とも言える大傑作ゾンビ・ホラー・コメディでした、

人類と大量発生したゾンビは《ゾンビ戦争》と呼ばれる戦いを繰り広げゾムコン社の発明によって人類は勝利へ、同社が作った首輪はゾンビを従順にする装置で戦後、ゾンビは多くの家庭で家事もするペットにされる。

クサン・レイ演じる少年ティミーの家でも母キャリー=アン・モス演じるヘレンが世間体を気にしてゾンビを飼いだすが、ティミーは自分をいじめっ子から守ってくれたゾンビをファイド(ビリー・コノリー)と名づけて気に入りますが、やがて首輪が壊れたファイドはある大事件を起こす・・・・というお話です。

苛められっこのティミーをファィドが助けたことから問題が発生するんですが、バレればティミー達ロビンソン一家は“ゾーン”と呼ばれるゾンビ無法地帯に追放されてしまいます、このようなコメディ・ホラーでもしっかり創ればこんなに面白く出来るということを、ただ走り回っているだけのサバイバル・アクション・ホラーに成り下がったゾンビ映画にも教えてくれているようです。

ほのぼの感覚のファミリー映画とバイオレンスなゾンビ・ホラーを組み合わせたアンバランスで斬新な設定と、痛烈な風刺が評判を呼んだカナダ産の異色ブラック・コメディでした、カナダ映画は(特にゾンビ・ホラー)時々素晴らしい傑作を世に送り出してくれますがこの映画も素晴らしかったです。

果たしてティミー一家とファィドのこれからはどうなるのでしょうか、シアポリスさんとタミーとのこれからやゾーンに追いやられたゾンビ達やゾムコン社やボトムズの運命が気になります、「マトリックス」のキャリー=アン・モスがティミーのママ役なのが悲しかったですが本人はイキイキとして素敵でした。

ラストの明るさも皮肉が効いていてとても楽しかったです、原題『Fido』とは英語圏においての犬につかわれる名前のことだそうです、日本で言えば”ポチ”とか”ロン(ウチの昔の犬の名前)”などですかね。

現代のペット偏重主義のことや『皆横並び主義』のことも皮肉っていました、この「ゾンビーノ」が『2008年初見のホラー映画第9位』でした。


『2008年初見のホラー映画第8位』

画像:ApocalyptopL.jpg説明
『2008年初見のホラー映画第8位』は、「パッション」「ブレイブハート」のメル・ギブソンがメガフォンをとり、マヤ文明の衰退を壮大なスケールで描いたアクション・アドベンチャー「アポカリプト」です。

これは正確には”ホラー映画”ではなく”アクション・アドベンチャー”なのでしょうが、その時折見せてくれる”残酷描写や”ストーリー展開などは単なる歴史スペクタクルで片付けるのは勿体無い、主役の青年ジャガー・パウを演じた新星ルディ・ヤングブラッドが素晴らしかった!! 

誇り高き狩猟民族の血統を受け継ぐルディ・ヤングブラッド演じる青年ジャガー・パウは、妻子や仲間と共にジャングルで平和な生活を送っていたがそんなある日、彼らの村は都会からやって来たマヤ帝国の傭兵による襲撃に遭いなんとか妻子を涸れ井戸の中に隠すも、捕らえられたパウは他の仲間と一緒に街へ連れ去られてしまう。

干ばつを鎮めるための儀式の生け贄になりかけるが奇跡的にその犠牲を免れたパウ、しかし今度は“人間狩り”の標的とされて傭兵たちが放つ無数の槍や矢から必死に逃げ回ることになり、ジャングルの中へ飛び込み難を逃れたパウは妻子の待つ故郷の村を目指し走り続けるが・・・。

今やすっかり“監督”や”トラブル・メーカー”になってしまったメル・ギブソンがメガホンを取った、マヤ文明の衰退を壮大なスケールで描いた全編マヤ語のセリフのアクション・サスペンス大作です、全く無名のルディ・ヤングブラッドが主役に大抜擢されマヤ文明後期を背景に凶悪な兵士らによる“人間狩り”の標的にされた青年が、決死のサバイバルを展開するんですが壮絶なバイオレンス描写が圧巻でした。

2時間を超える映画でしたが長さを感じさせないテンポの良さと、単なる伝記スペクタクルと片付けてしまうには勿体無いくらいのアクションにサスペンス・シーンにエキサイティングなシーンの数々、景色の美しさも素晴らしかったけど家族の結びつきやジャガー・パウの戦術や勢いも素晴らしかったです。

メル君は素晴らしいアクション・サスペンス・ホラー映画を作り上げました、この「アポカリプト」が『2008年初見のホラー映画第8位』でした。


『2008年初見のホラー映画第7位』

画像:kulaimori327.jpg説明

『2008年初見のホラー映画第7位』は、エリザ・ドゥシュクにエマニュエル・シューキー主演のスマッシュ・ヒット・ホラー「クライモリ」第2弾、「クライモリ デッド・エンド」です。

前作エリザ・ドゥシュクとエマニュエル・シューキーが主演した「クライモリ」を評価しない人もいますが、僕は有名アイドル女優を使ってこのクオリティを保っているのは頑張ったほうだと思っています、「クライモリ」では”人喰い殺人鬼兄弟”だったのが「クライモリ デッド・エンド」では”人喰い殺人鬼一家”にパワーアップ。

「テキサス・チェーンソー」のエリカ・リーセンや「コーチ・カーター」のテキサス・バトルが主演していて、『ザ・チェイス』のヘンリー・ロリンズがミョーにテンションの高い元軍人のテレビ番組スタッフの“筋肉バカ”でいい味出しています、いち早く異常に気が付いて“1人ランボー”となって捕らわれた仲間を救い出しに行くのも面白かった。

エリカ・リーセン演じるニーナやテキサス・バトル演じるジェイクら若者男女5人が、優勝賞金10万ドルを目指してテレビ番組のサバイバル・ゲームの『アポカリプス』に出演、撮影隊一行は動物も鳥もいない不気味な“人喰い殺人鬼一家”の森に入って行きます。

番組に出演予定だったキンバリーは何者かに斧で真っ二つに切り裂かれ、ゲームの参加者達は何も知らないまま不気味な人喰い一家の棲む森の中へと森に入って行きます・・・。

とにかく前回『クライモリ』でも出てきた奇形殺人鬼一家がまた出てきますが、少し人数も増えて女性の殺人鬼一家もいて本当に“一家”としてパワーアップしたように感じました、真っ二つにされたキンバリーをはじめアンバーやジョンジーにエレーナら参加者の殺され方も見応えありました。

番組スタッフのマーラやマイケルたちの殺され方も見事、残虐性もパワーアップして殺され方のバリエーションも増えていて良かったです、あとマイケルが「バトル・ロワイヤル」のTシャツを着ていてニヤリ、あちらでは「バトル・ロワイヤル」は日本のサバイバル・ホラーとして結構人気があるそうです。

『ザ・チェイス』でも一際異才を放っていた“1人ランボー”のデールを演じるヘンリー・ロリンズの頑張りも見事、前作の『クライモリ』から唯一連続して出演しているオヤジから、殺人鬼一家の始まりや秘密などの詳しい説明をさせたのも良かったです。

最後まで生き残る出演者も思い入れの出来る人で良かったです、この「クライモリ」をパワー・アップさせた感じの「クライモリ デッド・エンド」が、『2008年初見のホラー映画第7位』でした。


『2008年初見のホラー映画第6位』

画像:saishuzekkyo4.jpg説明
『2008年初見のホラー映画第6位』は、ホラー映画(原題にある“Scary Movie”はその別名)を中心に、最新ヒット映画のパロディで大いに笑わせてくれる爆笑「最終絶叫」シリーズの第4作目、「最終絶叫計画4」です。

監督は前作に続いて「裸の銃を持つ男」シリーズや「ケンタッキー・フライド・ムービー」の脚本のデヴィッド・ザッカーで、「ホット・ショット」シリーズのスタッフのジム・エイブラハムズ(シリーズ初参加)やパット・プロフトを脚本家に迎え悪ノリ度はエスカレート、主演は勿論「最終絶叫クイーン」のキュートなアンナ・ファリスです。

前出以外も「JUON=呪怨」「ヴィレッジ」などのホラーに加え、「ミリオンダラー・ベイビー」「ブロークバック・マウンテン」「宇宙戦争」といった秀作までおちょくっています、そしてあの大スターのスキャンダルまで再現していて日本ではちょっと考えられないかもしれません。

新たに職探しをしていたアンナ・ファリス演じるシンディは不気味な老婦人の世話をすることに、その隣に住むイケメンの男性クレイグ・ビアーコ演じるトムが気になる存在となるが突如宇宙人が地球を襲撃、老婦人の家ではシンディの前に謎の少年が現われ不吉なメッセージを。

その謎を解くため友人レジーナ・ホール演じるブレンダと共にまたしても不気味な村へ向かい、そこでも不可解な出来事に見舞われながら脱出したのも束の間宇宙人に生け捕りにされてしまうシンディたち、シンディやトムたちの運命や2人の未来はどうなるのでしょうか・・・。

日本では今ひとつですがアメリカでは大人気の「最終絶叫シリーズ」の4発目です、大好きなアンナ・ファリスが主演しているのでそれも楽しみの一つですが、”ここまでパロっていいのかよ”って言うくらい『JUON呪怨』や『宇宙戦争』に『ブロークバック・マウンテン』『ヴィレッジ』などの大ヒット映画がエジキになっています。

いきなりオープニングは『ソウ』のパロディから始まりチャーリー・シーンが最初の犠牲者になりますが、最近チャーリー・シーンもあまり見かけないと思ったらこんなところにいました、アンナ・ファリスがカメラのアップから外れると再びカメラのアップになるように、フレーム・インしてくる小ネタには大笑いしてしまいました。

ビル・プルマンにレスリー・ニールセンにマイケル・マドセン、シャキール・オニールにカーメン・エレクトラに○○と共演陣も豪華でラストもトムくんのパロディで締めくくってくれて楽しめました、あの大スターのトムくんのスキャンダルまで再現していて日本ではちょっと考えられないかもしれませんね。

徹底的に話題作をパロったコメディですが同時に優秀なホラー・コメディでもありますよね、アンナ・ファリスが主演しているのも魅力の一つですがとにかく楽しい映画でした、この「最終絶叫計画4」が『2008年初見のホラー映画第6位』でした。


『2008年初見のホラー映画第5位』

画像:forestofthedead01.jpg説明
『2008年初見のホラー映画第5位』は、『ゾンビ』の英語名が『ドーン・オブ・ザ・デッド=ゾンビ』と分かった途端に、凄く増殖した『〜オブ・デ・デッド』作品の中でも群を抜いて良かったの「フォレスト・オブ・ザ・デッド」です。

森林伐採の多国籍企業がバイオ技術を用いて植林の増益を画策します、樹木の成長促進の為に開発された謎の薬剤「GX1134」が原因で森林の一角でゾンビパニックが発生、森にいた森林伐採業者と環境保護団体の面々がゾンビ化して人々を襲いはじめた。

会社はGX1134の試験区域の連絡が途絶えた事から役員の一人社長の御曹司ポール・キャンベル演じるタイラーを派遣、伐採業者のリーダージュリアン・クリストファー演じるマックと環境保護団体のリーダーのサラ・リンド演じるリタら一部の生き残り達と出会い、「一体どんだけいるんだよ」と思うぐらい大量のゾンビが溢れ返る森林からタイラー達は生きて脱出する事が出来るのか・・・・という物語です。

この「フォレスト・オブ・ザ・デッド」はグロシーンはカメラの切り替えが早かったり映像に特殊処理をしたりで、グロ・シーンやゴア・シーンが殆んど無いのが残念でしたが人間の心理描写や、ストーリーの展開の仕方や物語の持って行き方が本家の『ドーン・オブ・ザ・デッド=ゾンビ』を、非常に意識した作りでとてもスムーズでしたし良かったです。

簡単に言えば『ドーン・オブ・ザ・デッド=ゾンビ』の舞台をマーケットから森林に移し、そこで生き残りをかけたゾンビVS環境保護団体や森林伐採の労働者のサバイバルが始まるという分かりやすいストーリーが展開されて行くのですが、久しぶりに『ロメロ・ゾンビの正当な後継ゾンビ作品』と呼べるゾンビ映画に出会えた気がします。

名前だけ『〜オブ・ザ・デッド』にしていかにもロメロ&アルジェントの『ドーン・オブ・ザ・デッド=ゾンビ』の、正当な後継者的な作品だとこちらに思わせておいて視聴者を裏切るという作品が多い中、この「フォレスト・オブ・ザ・デッド」はとても丁寧なつくりとその作風でとても楽しい作品にしてくれました、ただゾンビを俊敏な動きにして走らせるだけではなく従来どおりのゾンビ映画でも、工夫したりキチンと考えればこんなに面白くてイイ作品が作れるんだと言う良い見本の役割も果たしてくれました。

本当に残念だったのは上にも書いた通りストーリーやテンポに展開などに力を入れすぎたからなのか、肝心の”ゾンビとのバトル・シーン”などが少なくカメラの切り替えが早かったり映像に特殊処理を施したりしているせいもあり、グロ・シーンやゾンビ軍団との対決シーンが少なかったのが悔やまれてなりません。

しかし”エコロジー・ホラー”とか”木を切るな”といった余計な文句が、日本版のパッケージに書いてあってちょっとガッカリでしたがロメロとダリオの『ドーン・オブ・ザ・デッド=ゾンビ』同様、現代の物質文明を暗に批判していて環境問題に着手しているところも、『ドーン・オブ・ザ・デッド=ゾンビ』にキチンとならっている様で感心しました。

一つハッキリと言える事は、この映画は酷評されているようですがこの映画の素晴らしさを分からない人は、ゾンビ映画好きとは言えませんね。

好きでもリメイクの「ドーン・オブ・ザ・デッド」とかを、平気で”傑作”と呼んでしまう最近の”らわかゾンビ・ファン”でしょうね、ちょっとそういう人達には勧められないというか見せたくありません。

とても良くできた低予算の『〜オブ・ザ・デッド』作品でした、是非ゾンビ・ファンやホラー・ファンに見ていただきたい作品でした、この「フォレスト・オブ・ザ・デッド」が『2008年初見のホラー映画第5位』でした。


『2008年初見のホラー映画第4位』

画像:therteen13fF.jpg説明
『2008年初見のホラー映画第4位』は、『インディペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒ製作による、SFファンタジー・サスペンス・ミステリー「13F」です。

これはスプラッター・シーンやグロ・シーンなどは全くありませんでしたが、良く出来たSFサスペンス・ミステリーで少し話がややこしくて解りづらく感じる人もいるかもしれませんが、奇想天外なストーリーが展開されるとても優秀な作品でした。

コンピューター・ソフトの開発者のクレイグ・ビアーコ演じるホールとアーミン・ミューラー・スタール演じるフラーは仮想空間を創造、コンピューター内に1937年のロスを再現しようとしていたがボスのフラーが仮想空間の実験中殺害される、そこへ娘のジェインと名乗る謎の女性が現れます。

ホールは同僚のヴィンセント・ドノフリオ演じるホイットニーに仮想空間の実験を聞き、容疑者となってしまったホールは事件の真相を追うために自らから危険を冒して仮想空間へ行きます、そうしているうちにホールは実験の場となる13階に秘密が存在し危険な二重生活が展開されていることを知りますが・・・。

まずいきなりオープニングからデカルトの“我思う故に我あり”というメッセージから映画が始まります、パソコンのことや仮想空間のことは難しいしとても複雑で“個体”がどうだとかは前半は良くわかりませんでしたがストーリーは素晴らしくて、全ての証拠が自分を犯人と言っていて主人公のホールは自分の存在そのものさえ疑わざるを得なくなります。

非常にスリリングで先の全く読めない展開になっていきます、ヴィンセント・ドノフリオの仮想空間でのバーテンのアシュトンも怪しければフラーが仮想空間では若い女性が好きだったということも明らかに、ホールを助けたフラーの娘のジェインも本当はナターシャというレジ打ちであったということも分かってきます。

ホールは仮想空間を知られたバーテンのアシュトンに殺されそうになり更に恐ろしい現実を知ることになります、そして“世界の果て”という言葉と現実が襲いかかってきて・・・というお話なのですが本当に良く出来ていました、きっと”少し複雑で難解だなぁ”と思った人も最後には明らかになるストーリーに驚愕なさると思います。

しかしこの作品は正確には『SFサスペンス・ミステリー』であって『ホラー映画』ではないでしょう、でも仮想現実空間と現実を行き来するというその内容とタイムトリップやサスペンス・ミステリーの要素、サイエンス・フィクションやバイオレンス要素が上手く絡み合っていてとてもよくできた映画です、是非皆さんにも知っていただきたくてここのコーナーに載せる事にいたしました。

読めそうで読めない展開と次第に問いかけたくなる『自分は一体・・・』という気持ち、この良くできた素晴らしいSFサスペンス・ミステリーの「13F」が、『2008年初見のホラー映画第4位』でした。


いよいよベスト3、『2008年初見のホラー映画第3位』

画像:deadflight9.jpg説明
『2008年初見のホラー映画第3位』は、普段は嫌いな”走り回る俊敏なゾンビ”が主役のゾンビ・サバイバル・ホラー、「デッド・フライト」でした。

僕の嫌いな”走り回る俊敏なゾンビ”が沢山出てきますが舞台となるのが乱気流に巻き込まれた旅客機の中、しかしこの“空飛ぶ密室パニック”という設定に”サバイバル・ゾンビ・ホラー”が上手くミックスされて、逃げ場のない機内でゾンビが瞬く間に増殖し旅客機は文字通り空飛ぶ棺桶と化していきます。

悪天候の中様々な乗客を乗せてロスからパリへ向けて飛ぶボーイング747、その貨物室には防護服と銃で武装した護衛によって監視されている特別貨物があったが乱気流の衝撃で特別貨物のフタが開くと、中から臓器を蘇らせる新種の細菌によっていわばゾンビと化した女性が現れる。

襲われた者は次々とゾンビ化し機内は大パニックに包まれますが、保安局員リチャード・タイソン演じるポールやデヴィッド・チザム演じる刑事トルーマンに護送中の詐欺師ケビン・J・オコナー演じるフランク、スチュワーデスのクリステン・カー演じるメーガンをはじめとする生き延びた乗客乗員は、ゾンビとの壮絶な死闘を繰り広げていきますが・・・・。

これはテンポもストーリー展開も良くて非常に前評判通り面白かったです、乱気流に巻き込まれた“空飛ぶ密室”とも言える旅客機ボーイング747の中で、極秘に運ばれていたゾンビが蘇生するというちょっとあり得ないような設定のパニック・サバイバル・ゾンビ・ホラー映画でした。

WOWOWがやってくれていた“空飛ぶ密室ホラー・シリーズ”の第2弾で、『スネーク・フライト』の『毒蛇』から『ゾンビ』に変わってのお話しでゾンビがゾンビを生み機内は修羅場と化します、この一見あり得ないような設定のゾンビ映画はマニアから高い評価を得ていたので僕も非常に楽しみにしていた映画でした。

僕の嫌いな”走り回る俊敏なゾンビ”たちでしたが笑いも随所に盛り込んであって見所満載でした、一番面白いと思ったのはこの映画を見ていただければ分かっていただけますが傘を使った場面でした、テンポもいいしストーリー展開も良かくて飛行機内のサバイバルは非常に面白かったです、手をくわえて動きまわるゾンビも最高でこんな”走り回る俊敏なゾンビ”たちとの争いなら大歓迎です。

ケビン・J・オコナーが活躍する護送される囚人フランクを好演、”らしくない”航空保安官のポールや刑事トルーマンにスチュワーデスのクリステン・カー演じるメーガンも良かった、ラストもありがちな最後でしたが走る俊敏なゾンビもここではそれが活きました。

この”走り回る俊敏なゾンビ”映画でもゾンビの使い方と、ストーリー展開を工夫すればこんなに素晴らしいくてとても満足出来る作品が作れる事を教えてくれた、「デッド・フライト」が『2008年初見のホラー映画第3位』でした。


『2008年初見のホラー映画第2位』

画像:planetterror07.jpg説明
『2008年初見のホラー映画第2位』は、クエンティン・タランティーノと盟友ロバート・ロドリゲス監督がホラー映画を競作した、2本立てムービー「グラインドハウス」のうちのロドリゲス版のゾンビ・ホラー、「プラネット・テラー in グラインドハウス」でした。

B級映画ばかりを2本立て・3本立てで上映する、アメリカでかつて流行った映画館“グラインドハウス”を現代に甦らせようと、クエンティン・タランティーノ監督と盟友ロバート・ロドリゲス監督がホラー映画を競作した、2本立てムービー「グラインドハウス」のうちのロドリゲス版です。

タランティーノ版の「デス・プルーフ in グラインドハウス」も悪くは無かったです、ヴァネッサ・フェルリトも”ラップ・ダンス”で楽しませてくれましたしエンディングも強烈でした、でもアレは「キル・ビル」でユマ・サーマンのスタントをしてくれた”ゾーイ・ベル”へのお礼と感謝の意味もあったようですし、純粋に”映画として面白い”ロドリゲス版のゾンビ映画「プラネット・テラー 」を選びました。

テキサスの田舎町の軍事基地で極秘裏に実験が行われていた生物化学兵器が流出・拡散、ある科学者が開発中の細菌兵器を横取りするが軍人ブルース・ウィリス演じるマルドゥーンはそれを奪回するのに失敗、そのガスを浴びた人々が次々と凶暴なゾンビへ姿を変えていく。

一方ゴーゴーダンサーのローズ・マッゴーワン演じるチェリーは、ゾンビ化した人間に右脚を喰いちぎられるが元カレのフレディ・ロドリゲス演じるレイの助けを借り、木製テーブルの脚を義足代わりにして逃げ延びやがてチェリーは失われた脚にマシンガンを装着、次々と襲いかかるゾンビや兵士に向けて怒りの弾丸をブッ放すのだが・・・。

“グラインドハウス”へのオマージュをこめて、タランティーノとロバート・ロドリゲスが作った映画のロドリゲス監督版が「プラネット・テラー in グラインドハウス」です、タランティーノの「デス・プルーフ」も酷評されているほど悪くは無かったですが、このロドリゲス監督の「プラネット・テラー」の方がゾンビ映画ということもあってか文句なく楽しめましたね。

とにかく複雑な状況のように見せていますがストーリーは実に単純で分かりやすい、フレディ・ロドリゲスにナヴィーン・アンドリュースにブルース・ウィリスらの活躍も良かったですが、なんといってもこの映画はゴーゴーダンサーの“バロミータ”チェリーを演じたローズ・マッゴーワンと”ダコタ”マーリー・シェルトンでしょう、ローズ・マッゴーワンにマーリー・シェルトンは『デス・プルーフ』にも出ていますが圧倒的にコチラがいい。

やはりとにもかくにも“バロミータ”チェリーを演じたローズ・マッゴーワン、彼女の活躍ぶり無くしてはこの映画は語れないしここまで凄く面白くはならなかったでしょうね、戦いの途中でゾンビに噛まれて失くした片足の替りにマシンガンをつけて(元カレのレイに着けられた)、容赦なくぶっ放す姿はカッコ良くて痛快でした。

マイケル・ビーンが久々に元気な顔を見せてくれているのも嬉しかったし、早々に死んでしまいますが僕の好きなファーギー(映画に出るときはステイシー・ファーガソン)姐さんに旦那ダイアン・レインのジョシュ・ブローリン、フレディ・ロドリゲスも活躍してましたしナヴィーン・アンドリュースやトム・サヴィーニも嬉しかったです。

やっぱり”ゾンビ映画のゾンビはこうでないと”と改めて感じました、やっぱりロドリゲスは才能あるしタランティーノと組むと面白いです、このローズ・マッゴーワンの“片脚マシンガン・クイーン”が最高の「プラネット・テラー in グラインドハウス」が、『2008年初見のホラー映画第2位』でした。


そして栄光の『2008年初見のホラー映画第1位』は!!

画像:wickermanML0.jpg説明
記念すべき『2008年初見のホラー映画第1位』は”ゾンビ映画”ではありませんでした、”史上最高のカルト・ホラーの傑作”「ウィッカーマン」です、この作品が2008年に初めて見たホラー映画のナンバー1でした。

この映画は1973年公開の映画でカルト的な人気を誇った作品です、昔僕は見たつもりでいましたが”見た”という自信が持てなかったのと見たとしても殆ど覚えていなかったので、ニコラス・ケイジ主演のリメイク版も公開されるとのことだったので見ました。

”ウィッカーマン”とはガリア戦記に記述されている柳の枝で編まれた巨大な人型の檻で、ドルイド教徒が生贄となる人間を入れて燃やしたもののことでこの映画はケルト民族学的風習に裏打ちされた、怪しくもどこかのどかでどこか牧歌的な雰囲気を漂わせながらもエロチックな映像満載で、それがどこかかえって不気味な雰囲気をかもし出している不思議な映画でした。

行方不明の少女ローワン・モリソンを探すために、スコットランド本土からサマーアイル島へやって来たエドワード・ウッドワード演じるハウイー警部でしたが、島の人々は少女の存在を否定し何かを隠しているような素振りを見せます。

ハウイー警部はやがてこの島を支配している異様な古代宗教に行き当たり、この島の領主のクリストファー・リー演じるサマーアイル卿を訊ねそこで彼はサマーアイル島の物語を聞かされます。

ハウイーは次第に『少女は人身御供として殺された』、『あるいはこれから殺されるのでは』との疑念を抱くようになりますが、飛行艇の故障で応援の呼べないハウイーは単身で詳しい捜査に乗り出しますが・・・・。

『ドラキュラ・シリーズ』や『フランケンシュタイン』で有名なクリストファー・リーが、サマーアイル卿を怪演していましたが今の若い人には『スター・ウォーズ』や『ロード・オブ・ザ・リング』の方がピンと来るかな?彼はギネス・ブック公認の“最も数多くの映画に出演した男”ですからね、謎の多いサマーアイル島の領主の“サマーアイル卿”を怪演していました。

彼の起用はこの映画を“いかにもハマー・プロ作品”に見せたかったかららしいです、それが見事に成功してこの作品は数々のファンタスティック映画祭(ホラー映画などが対象)のグランプリなどの賞を受賞しました、多くの批評家達からも好評を得ましたが一般の批評家達からは酷評されました。

しかしこれは単なる“カルト作品”として片付けるのはナンセンスですね、非常に素晴らしい作品に仕上がっていてエロスは程よく使われていた感じもしましたが、“性の神を崇めている”という設定にしては割と上品にまとまっていた印象を受けました。

ハウイー警部は敬虔なクリスチャンなので『キリスト教』を絶対の神の宗教と信じています、しかしサマーアイルの島民が違う“性”の宗教を信仰していてつい『異教徒』と罵りうろたえてしまうんですが、なんか“キリスト教絶対主義”のアメリカやヨーロッパを皮肉っているようにも見えて、痛快な気分と共に愉快な“恐ろしさ”を感じさせてくれる作品でした。

“大どんでん返し”や“衝撃のラスト”などと言われていましたが、期待通りの『時計仕掛けのオレンジ』などのカルト作品とも並ぶような作品でとても優れたホラー映画でした、ニコラス・ケイジのリメイク版では”エロス”や”ミョウに明るい牧歌的なムード”は全くと言っていいほど無かったですが、オリジナルの『ウィッカーマン』をほぼソックリにリメイクしていて僕はとても楽しめました。

『1973年公開』とかなり昔の映画になりますがこれは素晴らしい傑作でした、単に”ホラー・マニアのカルト・ムービー”と思うなかれ、この「ウィッカーマン」は”史上最高のカルト・ホラーの傑作”という枠には収まり切れない映画でした。

この”史上最高のカルト・ホラーの傑作”と言われる「ウィッカーマン」が、記念すべき『2008年初見のホラー映画ベスト10』の、『2008年初見のホラー映画第1位』に輝いた作品でした。 


『2008年初見のホラー映画ベスト10』をふり返って・・・。

画像:wickermanWickerMan.jpg説明
皆さんこんにちは、昨日のゴジラのホームランと、さくらチャンの優勝とリルダヴァルと豊の圧勝が嬉しい和人です、シルバー・ウィークの真っ只中如何お過ごしですか??

結局2008年初見のホラー映画ベスト10は、10位A「デッドマンズ・プリズン」、10位B「ハード キャンディ」、9位は「ゾンビーノ」、8位が「アポカリプト」、6位が「最終絶叫計画4」。

5位が「フォレスト・オブ・ザ・デッド」、4位が「13F」、ベスト3は3位が「デッド・フライト」、2位が「プラネット・テラー in グラインドハウス」、栄光の1位は『ウィッカーマン(1973)』という結果になりました。


『2008年初見のホラー映画ベスト10』はの第1位は大好きな『ゾンビ映画』ではなく、『ウィッカーマン』というスーパー・カルト・ホラーになりましたが、2008年度のホラー映画はレベルが高かったです、実際にホラー映画の感想にも書きましたよね。



しかし2009年度もここまで観てきましたが、はっきり言って過去最高の当たり年じゃないかと思うくらいレベルが高くてビックリしています。

本当は新作のホラー映画のDVDを持っているのですが面白いこと確実なので、観ることをためらっているというか控えている作品もあるくらいです。

もうベスト3は決まっているというか、凄く面白い作品があるので上位はある程度決まっている感じですが、これからも面白そうな作品があるので期待しています。




『2008年初見のホラー映画ベスト10』をふり返って・・・。

画像:wickermanWickerMan.jpg説明
皆さんこんにちは、昨日のゴジラのホームランと、さくらチャンの優勝とリルダヴァルと豊の圧勝が嬉しい和人です、シルバー・ウィークの真っ只中如何お過ごしですか??

結局2008年初見のホラー映画ベスト10は、10位A「デッドマンズ・プリズン」、10位B「ハード キャンディ」、9位は「ゾンビーノ」、8位が「アポカリプト」、6位が「最終絶叫計画4」。

5位が「フォレスト・オブ・ザ・デッド」、4位が「13F」、ベスト3は3位が「デッド・フライト」、2位が「プラネット・テラー in グラインドハウス」、栄光の1位は『ウィッカーマン(1973)』という結果になりました。


『2008年初見のホラー映画ベスト10』はの第1位は大好きな『ゾンビ映画』ではなく、『ウィッカーマン』というスーパー・カルト・ホラーになりましたが、2008年度のホラー映画はレベルが高かったです、実際にホラー映画の感想にも書きましたよね。



しかし2009年度もここまで観てきましたが、はっきり言って過去最高の当たり年じゃないかと思うくらいレベルが高くてビックリしています。

本当は新作のホラー映画のDVDを持っているのですが面白いこと確実なので、観ることをためらっているというか控えている作品もあるくらいです。

もうベスト3は決まっているというか、凄く面白い作品があるので上位はある程度決まっている感じですが、これからも面白そうな作品があるので期待しています。




『おくりびと』

画像:okuribito.jpg説明
ホラーとは全く違いますが、今夜放送予定の『おくりびと』は凄くいいですよ、『ルパン三世・カリオストロの城』や『かもめ食堂』に『フラガール』と並び、日本映画の最高レベルにある作品だと思います!!