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2008年の、僕の初見の映画ベスト10です。

今年もホラー映画ベスト10、発表します。

画像:hulaphoto_05.jpg説明
『2008年初見の映画ベスト10』の前に・・・

今年も『2008年初見の映画ベスト10』の季節がやってきました、なんとかアカデミー賞の発表前に出来そうで安心しておりますが、実はまだ2位以降の説明が終わっていないのですが大急ぎでやっております。

去年から勝手に『ベスト10』にさせていただいておりますが、毎月新作だけで30本ぐらい観ておりますので今回も『ベスト10』にさせていただきました、また去年に続き『2008年ホラー映画の初見映画ベスト10』もやらせていただきます、こちらは4月一杯までには発表させていただこうと思っています。

2008年も沢山の素晴らしい映画に出会えました、そして去年以上に沢山の映画を『お勧め』のコーナーや『ミクシィのコミュ』でご紹介してきました。

2004年は約100本で2005年は130本で2006年は200本、2007年は260本で2008は約320本もの新作(1・2本の例外はありますが)の映画をご紹介して来ました。

2008年も沢山の素晴らしい映画に出会えました、昨年と同様に皆さんの知らないような作品にもスポットを当ててきました、出来るだけ皆さんに映画をご紹介できたらと思いまして。

しかし流石に新作320本のご紹介はキツいので、2009年は200本ぐらいの映画をここでご紹介して行けたらなぁと思っていますが今年開始71日で51本、去年も同じ事を言いましたが既に300本ペースなので今年はそうできるよう頑張ります。

去年から普通の映画とホラー映画に分けてご紹介していますが、今年も”ホラー映画の当たり年”であったと感じたからという理由と共に、ホラー映画にはホラーの良さもありますし普通の映画の尺度とは少し違ってきたりもしますからね、今年も『2007年初見の映画ベスト10』のように初見ランキングを参考にしていただけたら幸いです。

2007年の初見の映画ベスト3は、第3位が「「かもめ食堂」、第2位が「イン・ハー・シューズ」。

そして第1位が「フラガール」でした、他にも7位の「間宮兄弟」など2007年はコメディ・タッチの日本映画の傑作が頑張った年でした、「スタンド・アップ」や「キング・コング」などシリアスものや大作も面白かったです。

また「第81回アカデミー賞」では『つみきのいえ』が短編アニメーション部門の賞を日本勢として初受賞、モッくんの『おくりびと』が外国語映画賞をこちらも日本の映画として初の受賞を受けるなど、『ポニョ』など邦画がいつもの年よりもさらに頑張った一年になりましたね。

すでに2009年になって3月の途中までに見た映画だけで、『2009年初見の映画ベスト10』がつくれそうな勢いで洋画も頑張ってくれています、今年中に(2009年)に『つみきのいえ』と『おくりびと』の両方を見るのは難しいですが、リリーさんと木村さんの『ぐるりのこと』も評価が高いし『クライマーズ・ハイ』も楽しみ、洋画も『アイアンマン』や『ハンコック』に『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』と楽しみな作品が多いです。

このように2008年も日本映画が頑張った年でしたが、ホラー映画や実話を基にした映画の傑作も多かったような気がしました、それから『アイアンマン』に『ダークナイト』などアメコミなど原作が既にあるものが多かったです。

今年も名前だけでも挙げておきたい映画が多くて大変でした、実はこれを選ぶのに時間がかかって『2008年初見の映画ベスト10』を選んだり簡単な紹介をするよりも時間がかかりました、それだけ名前だけでも紹介しておき大映画が沢山あったわけですがこれが本当に大変でした。


「ヴィーナス 」「ナイト ミュージアム」「クローズZERO」「ボーン・アルティメイタム」「ヘンダーソン夫人の贈り物」

「ラブソングができるまで」「主人公は僕だった」「ブラックブック」「サルバドールの朝 」「Gガール 破壊的な彼女」

「トランスフォーマー」「300<スリーハンドレッド>」「ベオウルフ/呪われし勇者」「ダイ・ハード4.0」「ボンボン」

「ウェイトレス〜おいしい人生のつくりかた」「ヘアスプレー」「モテる男のコロし方」「厨房で逢いましょう」

「恋は負けない」「オフサイド・ガールズ 」「シン・シティ」「ディパーテッド」「あなたになら言える秘密のこと」

「グッド・シェパード」「プラダを着た悪魔」「ツォツィ」「エバン・オールマイティ」「あるスキャンダルの覚え書き」

「サン・ジャックへの道」「007/カジノ・ロワイヤル」「ロッキー・ザ・ファイナル」「僕のピアノコンチェルト」

「ハッピー フィート」「パフューム ある人殺しの物語」「街のあかり」「モンスター・ハウス」「スパイダーマン3」

「ドレスデン、運命の日」「アーサーとミニモイの不思議な国」「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」

「ギャングスターズ 明日へのタッチダウン」「フリーダム・ライターズ」「エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜」

「ブラック・スネーク・モーン」「ミス・ポター」「ステップ・アップ」「アッシャーのイン・ザ・ミックス」など・・・・・。


日本の映画では、




「ALWAYS 続・三丁目の夕日」「あなたを忘れない」「HERO」「たとえ世界が終わっても cycle soul apartment」

「舞妓 Haaaan!!!」「恋しくて」「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」「それでもボクはやってない」

「パッチギ! LOVE&PEACE」「クワイエットルームにようこそ」



など枚挙に遑がありません、これの選定にまずとても時間がかかってしまいました。

次回はベスト10に敢えて入れなかった作品と、『2008年初見の映画もうすぐベスト10』をご紹介したいと思います。



『2008年初見の映画ベスト10』の前に、優れたドキュメンタリーなど・・・@

画像:sickoickoposter.jpg説明
また「 不都合な真実 」や「ブラッド・ダイヤモンド」のようにドキュメンタリーや僕等が知らなければならない、厳しい世界の現実を教えてくれた作品たちもありました。

「 不都合な真実 」はアメリカのブッシュとデッドヒートを繰り広げたアル・ゴアが、環境よりも経済を優先してしまったブッシュのためにおざなりになってしまった、アメリカでの”地球温暖化問題”を人々に説いて周る日常を追った作品でした。


また映画界の問題児でトラブル・メーカーでもあるマイケル・ムーアによる、アメリカの医療制度に深く切り込んでいった「シッコ」も面白い映画でした、「Sicko」とは病気“シック”の変形で権力者たちに“病気じゃなぁい”というような時に使うらしいです。

よくアメリカの映画を見ていると医療保険などの問題が出て来るんですが、アメリカは先進国で唯一公的な国民皆保険制度を持たない国でその民間保険制度は欠陥が多いようです。

傑作だったのは“9・11”で散々ボランティアを持ち上げたのに、5年たって後遺症が出た人達に手を差しのべようともしない国やニューヨークの態度を見せ、テロ実行犯がアメリカの軍事基地でどんなに手厚い医療を受けているかを観客に知らせたことですね。

そこからマイケル・ムーアは大きく動く事になります、彼の手法はしばしば”やらせ”だと批判されますがあの行動力は素晴らしい、これも印象に残ったドキュメンタリーでした。


『2008年初見の映画ベスト10』の前に、優れたドキュメンタリーなど・・・A

画像:blooddiamond6437.jpg説明
そして「ブラッド・ダイヤモンド」、ダイヤモンドとは縁の無い生活を送っている僕ですがこの作品は衝撃的でしたね、これはドキュメンタリーではなくレオナルド・ディカプリオやジェニファー・コネリー、ジャイモン・フンスウらの何れも芸達者さん達の共演で「ラストサムライ」のエドワード・ズウィックが監督した作品です。

巨大なピンク・ダイヤモンドをめぐってダイヤの密売人・女性ジャーナリスト・愚直な採掘人の、3人の男女の運命が交錯する物語ですが視点によって立場や物語が変わっていきます。

女性ジャーナリストを演じたジェニファー・コネリーがこの映画のプロモーションで来日した時に、『私もこの“ブラッド・ダイヤモンド”に出演するまでは、ダイヤモンドの裏にこんな悲劇があるとは思わなかった』とインタビューに応えていました、“ブラッド・ダイヤモンド=紛争ダイヤモンド”の背景にはこんなにも悲惨で過酷な現実があるということを僕等は知らないといけないのかもしれませんね。

僕らは流通している“ダイヤモンド”の何割かにこういった背景があることを知らなければいけない責任があり、ジャーナリストはこういう“アフリカの実状がある”ことを世界の皆に知せなければいけない責任があるでしょう、そしてハリウッドはこういう映画を創り続けなければいけない責任がある、そんなことを僕らは知る必要があるとこの映画は教えてくれた気がしました。


『2008年初見の映画ベスト10』の前に、優れたドキュメンタリーなど・・・B

画像:tegamiEPL.jpg説明
そして日本映画で「手紙」、これは山田孝之と玉山鉄二と沢尻エリカちゃん共演で『犯罪加害者の家族』という重いテーマを、正面から扱った東野圭吾の同名小説を映画化した作品でした。

玉山鉄二演じる兄剛志が弟の山田孝之が演じる直貴を大学に行かせるために強盗、誤って人を殺してしまったことから殺人犯の家族という偏見から人生を狂わされた弟直貴との、愛憎ときずなを2人のやり取りする手紙を軸に綴っていました。

桜の舞い散る季節に桜の検印が押してある刑務所の兄からの手紙を読む直樹のシーンから始まるのですがとても印象的でした、ただひたむきに直貴を愛する由美子を沢尻エリカちゃんが可愛らしく演じてました、個人的には沢尻エリカちゃんの結婚は早すぎると思わされますがやっぱりいい演技しますね。

この「手紙」という映画を僕が気に入ったのは、”罪を償う””罰を受ける”という考えが僕の思うことと一致したことですね、僕が“罪”について思っている事が直貴の会社の会長の平野さんの口から発せられた言葉や遺族の吹越さんの言葉に近いものがありました、それを兄の剛志に伝える直貴の姿にもグッとくるものがありました。 

田中要次さんが服役経験のある工場の先輩を好演していました、彼は大検を受ける勉強をしていて直貴に『簡単に夢を諦めるなよ』と助言します、それと『刑務所は本当に淋しいから、兄貴に手紙を書いてやれよ』とも助言します。

それとラストもなりゆきにまかせて『良かった良かった』で終わらせないで、厳しい現実をそのまま描き出したような直貴と妻の由美子にミキが桜並木を手を繋ぎながら歩いていくシーンも、オープニングに合わせた感じで素晴らしかったです、手紙を通して“罪を償うとはなんなのか”という事を考えさせてくれる映画でした。



『2008年初見の映画ベスト10』の前に、優れたドキュメンタリーなど・・・C

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「デート・ウィズ・ドリュー」の涙ぐましいファンの努力や、「北極のナヌー 」で可愛らしいホッキョクグマのナヌーとセイウチのシーラの2匹、この2匹の可愛さを守るために僕達を『地球温暖化』への取り組みを積極的に促そうとする姿勢も素晴らしいと感じました。


『2008年初見の映画ベスト10』の前に、昨日の続きです、完全に載せ忘れました

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(高嶋政伸風味で)『申し訳ございません』、昨日完全に書き忘れてしまいました、つながり敵にオカシイのでそこの部分だけ掻きたいと思います。



『それから「トランスフォーマー」や「300<スリーハンドレッド>」に、「ベオウルフ/呪われし勇者」といった新しいモノに対する挑戦と今までに体験した事の無い映像には度肝を抜かれました。


「300<スリーハンドレッド>」

画像:three300sub1.jpg説明
「300<スリーハンドレッド>」


ジェラルド・バトラーも良かったですが、レナ・ヘディも綺麗でした。


「ベオウルフ/呪われし勇者」

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「ベオウルフ/呪われし勇者」

CGに負けないアン・Jって・・・・、美しい!!!


「ダイ・ハード4.0」

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また「ダイ・ハード4.0」や「シン・シティ」のように大好きなシリーズや好きな俳優さんや女優さんたちと監督とのコラボレーション、独特の映像美とマニアックだけど華麗なる俳優さん達の競演を堪能した作品もありました。』