 | マーシャル・アーツの達人として数々のアクション作を送り出している、スティーヴン・セガール主演作です。 もはや日本における彼の代名詞ともなった“沈黙”が、当然のように本作でもタイトルに冠されています、今回彼は戦闘術のプロフェッショナルというだけでなく、凄腕パイロットでもあるという主人公に扮しています。 クライマックスでは激しいドッグファイトも演じてみせ、F−117ナイトホークやF−16ファイティング・ファルコンなど、現役戦闘機が実機で登場するのもミリタリー・ファンには嬉しいところですかね。監督は「沈黙の奪還」「沈黙の激突」「沈黙のステルス」の、新”沈黙3部作”のミヒャエル・ケウシュ。
米軍で最新鋭ステルス機が強奪される事件が発生した。最強兵器をテロリストの手に渡すわけにはいかず、絶対の奪還指令が発動される。この危険な任務をこなせるのは、格闘術の達人にして最高のパイロットでもあるジョン・サンズ(スティーヴン・セガール)ただ1人。だが、一方で除隊を希望していた彼は、機密を知りすぎているとして軍から追われる身でもあった。自由と引き替えに任務を承諾するジョンだったが、その遂行に許された時間はわずかに24時間……。
日本独自のタイトル「沈黙シリーズ」で知られるスティーヴン・セガールの最新作3本が“オヤジの映画祭”と銘打たれて連続上映されました、第1弾の「沈黙のステルス」は「沈黙の奪還」のミヒャエル・ケウシュ監督とセガールの3度目のコラボレーション作品でした。
軍のステルス戦闘機が訓練中に盗まれ国家最強の兵器がテロリストの手に渡るのを阻止するため、優れた戦闘能力を持つ脱走囚スティーヴン・セガール演じるジョンが兵器奪還を命じられます。 彼は除隊を希望していたが軍の機密事項を知りすぎているためスティーヴ・トゥーサント演じるバーンズ大佐に追われる身、懲罰免除を条件に作戦を受け入れるジョンでしたが果たしてタイムリミットの24時間、ジョンは人類存続に関わる最悪の危機を救えるのでしょうか・・・。
なんでも主演作には“沈黙”と題名についてしまうセガールおじさん主演のアクション・サスペンスでした、手当たり次第に“沈黙”と付けられてしまうセガールおじさんですが“暴走”と付かなかっただけ良かったんですか?
彼のアクションはスタローンやシュワちゃんと違って合気道やマーシャル・アーツが基本にある肉弾戦が主体のアクションが中心、かといってブルース・リーやジャッキー・チェンなどのカンフー・アクションとは違いますが、なんか他のアクション・スターの作品よりも親しみ易いというか肉体と肉体のぶつかり合いがあっていいんですよね。
今回も滅茶苦茶強い脱走兵のセガールおじさんが盗まれた最新鋭の技術を搭載したステルス戦闘機を奪回すべく、今アメリカやハリウッドでは敵率ナンバーワンのテロリスト国家アフガニスタンを舞台にして、善玉の圧倒的な強さを誇るセガールおじさんやその愉快な仲間達とテロリスト&+アルファが、ドンパチ&修羅場を繰り広げます。
世相を反映してか軍の重要な任務を女性が担っていたりしていましたがいかにもセガールおじさんの映画らしい、つまらなくはないですが取り立てて面白い作品というわけでもありませんでしたが何かいい、お勧めしておきます。 |