 | メガヒット作「宇宙戦争」でトム・クルーズ演じる主人公の息子に扮し、一躍注目された若手俳優ジャスティン・チャットウィンの主演作です。 誤解から不良グループに襲われ、命を落としたかに見えた少年でしたがゴーストとなった彼は、まだ肉体がどこかでかろうじて生きていることに気付きます。残された時間で肉体に戻れるかというサスペンスに加え、人間には見えないゴーストとなった主人公が、親友や周囲の人々が実際は自分をどう見ていたか知って傷つくなど、青春ドラマとしても面白いファンタジーとなっていました。監督は「ブレイド3」のデヴィッド・S・ゴイヤー。
秀才の高校生ニック(ジャスティン・チャットウィン)は、ある誤解から不良グループの女ボス、アニー(マルガリータ・レヴィエヴァ)の恨みを買い、彼女と仲間たちに襲われてしまった。ひどい暴力を受け、気を失ったニックが目覚めてみると、なぜか誰も自分が見えていない。やがて彼は、自分がゴーストとなってしまったことを知る。死んでしまったのかと嘆くニックだったが、なぜか自分が他のゴーストと違っていつまでも消えないことに気づき、肉体がまだどこかで生きているはずだと確信する。
あらぬ疑いから暴行され人里離れた森で瀕死状態となったうえに幽体離脱してしまった少年が、自分の体の場所を伝えて死を食い止めようと奔走するファンタジー・サスペンスでした。 監督は『ブレイド3』のデヴィッド・S・ゴイヤーなので期待しました、出演は『宇宙戦争』のジャスティン・チャットウィンとこれまでTVを中心に活躍してきた新星マルガリータ・レヴィエヴァです。
裕福で成績も優秀な高校生ジャスティン・チャットウィン演じるニックは、いじめられている友人を救ったことがきっかけで不良グループのリーダーのマルガリータ・レヴィエヴァ演じるアニーに目をつけられます。 ある時アニーが盗んだ貴金属のことで逮捕されますが、ニックが警察へ告げ口したと勘違いされアニーや不良グループに暴行を受けた挙げ句に森に置き去りにされてしまいます。 やがて瀕死の重傷を負いながらも目覚めたニックでしたが、誰も彼の存在に気付かないことから自分は幽体離脱して実の身体が臨死状態にあると知り死が刻一刻と迫る中、主犯格の良心に目覚めたアニーに助けを求め全てを託すのですが・・・。
アニーは父親が再婚した新しい母親は何もしないから絵に描いたような不良になり、ニックも幼い頃に父親を病気で亡くして母親のマーシャ・ゲイ・ハーデンに何一つ不自由なく育てられますが、そのため勉強は出来ますが自分の希望が叶わずに自由を失います。
ずっと気になっていたんですがアニーは盗みや学校の奴らを刃物で傷つけるような悪に慣れた人間なのに、弟のビクターを物凄く可愛がるいいお姉さんなのですが警察に自分の盗みをチクられたと言って、チクった彼氏のマーカスに『チクられた相手は分かる』と言ってニックの友達やニックを殺してしまうほど痛めつける小悪党には思えませんでした。
ラストはいい感じで進んでいたのですがああいう形にしたのは・・・、ちょっと納得いきませんがアニー役のマルガリータ・レヴィエヴァがニット・キャップをとった姿がとても可愛かったです、だからゴイヤー監督にラストにもう少し工夫が欲しかった気がします。
まぁまぁ面白い作品でした、お勧めします。
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