一覧へ   前へ<<  >>次へ


木工用、集塵機 (2017年12月18日更新)


木工で丸鋸やルーターを使うと木屑が大量に発生します。
床に散らばるだけならまだしも、細かい木屑は空気中に浮遊して、吸い込みそうになったり、部屋中の物の上に堆積します。

木工を今後もやるなら、集塵設備が必要と思い、観念して集塵機を用意することにしました。

でも、出来るだけお金を掛けたくないので、有り合わせのもので。。。

ロケットストーブ用に買っていたペール缶と蓋。これは1000円とちょっと。
太陽光温水器の実験用に買ってた40Aの塩ビ管。

大体の感じでマーキングしてみる。

まずはホールソーで穴あけ。

金切ハサミで少し小さめにカット。

淵を折り曲げて、塩ビ管を挿入

塩ビ管をペール缶に内接するようにして、サイクロン式にし、遠心力でダストを捕集させます。

1箇所だけ、M6ボルトナットで固定。

グルーガンでスキマを埋め、またしっかりとくっつける。

蓋に同じ要領で塩ビ管を設置。

で、使わなくなった野菜の洗浄、水切り容器。

これは必要性の認識はイマイチですが、

吹き込んできたダストが吸引口にショートカットするのを防止し、ペール缶の中の空気の流れを回転方向に整流し、また吸い込み口に辿り着くにはカゴの淵を回り込まないといけないので、ここでも遠心力効果でダスト分離が期待出来ると考えて、つけました。

こんな感じ

吸引口に庭の落ち葉清掃用に買ったブロワを設置。

ペール缶は蓋の脱着が簡単で気密も確保されるので、この用途にはうってつけと思われます。
吸い込み口のフード作成

木屑を飛ばすルーターの近くに設置して、木屑をキャッチさせるために、ボウルを使ってフードを作成。
庭の木屑の収集


大き過ぎる薪を丸鋸で切断、ためしに芝生にたまった木屑を吸ってみました。

普通の掃除機並みか、少し強めで吸引してくれます。


ブロワ出口側のフィルターを開けましたが、こちらにはダストが殆ど来ておらず、
ペール缶のサイクロン効果でほぼ回収できているようでした。