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桑田佳祐さんの「 風の詩を聴かせて」をお勧めします。

映画『Life 天国で君に逢えたら』の主題歌です。

画像:kuwata01.jpg説明
8月22日にリリースされた桑田佳祐さんのニュー・シングルで、世界的ウインドサーファーの飯島夏樹と家族の真実を綴った映画『Life 天国で君に逢えたら』の主題歌として使用されている歌です。

桑田さんが飯島夏樹さんがファンだったということもありますが、映画『Life 天国で君に逢えたら』の主題歌を依頼されてこれを快諾、素晴らしいメロディアスなバラードが生まれました。

飯島夏樹さんは2002年に肝細胞ガンと診断され、併発したうつ病とパニック障害は克服しましたが肝臓は悪化、2004年には余命宣告を受けます。

ガン告知以降、「自分が生かされている」ということを徐々に体感し、偶然出逢った執筆活動に生き甲斐を見いだした飯島夏樹さんは、医師とガン患者を主人公とした処女小説『天国で君に逢えたら』を発表。

ガンや死という重いテーマでありながら爽快な読後感が読者の共感を呼び、大ベストセラーとなったそうです。

2004年の8月、慣れ親しんだハワイに妻と子供4人で移住。「最期のときまで物書きを続けたい」と、ネット連載「今日も生かされてます」で精力的に執筆活動を続けていましたが、2005年2月28日、奥様に見守られながらこの世を去りました。享年38歳。

この飯島さんの生涯を綴った映画の映画化の予定そのものは、飯島さんの生前からあったものみたいです、本人も「本当に映画になればハワイから日本に飛んでいく」と楽しみにしていたとか。

そしてこの映画の主題歌の依頼に桑田さんは快諾しましたが、"死"というものを最近は強く意識するようになったそうです、輪廻や死語の世界などなど・・・・・・、。

"夢の枕に寄り添って もう一度だけ名を呼んで 一人ぼっちの世界で 仮初の逢瀬"や、"虹の向こうに見えるは 希望に燃ゆ未来 守ってくれたら 悲しみにはもう負けない"といった歌詞が、そんな桑田さんの気持ちを代弁しているようです。

お勧めします、メロディは勿論ですが歌詞にも気を配って聴いてみてください、2007年の夏の僕の断トツ1位です。

http://jp.youtube.com/watch?v=yuRfei8mRT8