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「さらば、ベルリン」をお勧めします。

モノクロームに、ジョージやケイト栄えますね。

画像:saraba51k9kh.jpg説明
『エリン・ブロコビッチ』や『トラフィック』のスティーヴン・ソダーバーグ監督は大胆にも、「カサブランカ」や「汚名」等、往年のハリウッドの名作をほうふつとさせる艶やかなモノクロ映像で、主人公の男女の謎めいた運命の物語を、ムードたっぷりに描写していました。
ジョージ・クルーニーのみならず、ケイト・ブランシェットや「スパイダーマン」シリーズのトビー・マグワイアら人気スターたちをキャストに迎えつつ、「オーシャンズ」シリーズのきらびやかさとは対極にある、渋くてエレガントな通好みの世界を紡ぎ出してみせました。


 1945年、ベルリン。ヨーロッパの戦後処理を話し合うポツダム会談の取材のため、ベルリンにやって来たアメリカ人ジャーナリスト、ジェイク・ゲイスメール(ジョージ・クルーニー)。彼には戦前、ベルリン駐在の記者をしていた時代があり、その時、人妻のレーナ(ケイト・ブランシェット)と不倫の関係にあった。レーナのことが忘れられないジェイクだったが、2人は思いがけない再会を果たす。レーナは、ジェイクの運転手をしている米軍兵士、タリー(トビー・マグワイア)の恋人となっていたのだ。彼女の変貌ぶりに戸惑いを隠せないジェイクだったが、そんな矢先、タリーが謎の死を遂げる。事件に疑問を抱き真相究明に乗り出すジェイクは、やがて国家を巻き込んだ巨大な陰謀へと行き着くが…。


『オーシャンズ』シリーズのスティーヴン・ソダーバーグによる歴史ミステリーでした、彼のベスト・パートナーのジョージ・クルーニーにケイト・ブランシェット、『スパイダーマン』のトビー・マグワイアにボー・ブリッジスなど出演陣も豪華でした。
第二次世界大戦終結直後のベルリンに来たアメリカ人ジャーナリストが、昔の恋人の裏に巨大な陰謀があることを知ります。

1945年、第二次世界大戦終結後のベルリンにやってきた米国人の従軍記者ジョージ・クルーニー演じるジェイクは、駐留米兵のトビー・マグワイア演じるタリーの案内ですっかり荒廃した街の様子を見て回ります。
かつての恋人ケイト・ブランシェット演じるレーナと思いがけない形で再会しますが、彼女はいまやタリーの情婦となっていました。
ジェイクはレーナの意外な変貌ぶりに思わず戸惑いますが、実は彼女にはある意外な秘密がありました、それは・・・?

最近ソダーバーグ監督の作品はイマイチな作品が多かったので、今回の『さらばベルリン』はどんなものかと期待半分・興味半分で見ました、第二次世界大戦直後のベルリンを舞台に繰り広げられるラブ・サスペンスでした。

『カサブランカ』などハリウッド黄金期の名作を踏襲したモノクロームの映像が美しかったです、特にジョージ・クルーニーやケイト・ブランシェットはモノクロの映像も凄く似合っていました、ジョゼフ・キャノンの同名小説が原作とのことでしたが『カサブランカ』のような超大型メロドラマを期待しましたが、メロドラマには違いませんがそれに歴史サスペンス・ミステリーが絡んでいました。

ワザと日本語の字幕スーパーを大きくして昔の作品になぞらえたり(これは日本の配給会社のアイデアでしょうが)、モノクロの映像を使って色々と工夫してありましたがあまり面白くは無かったですかね、それなりにラブ・サスペンスものとしては楽しめましたがこれだけいい役者使っているんだからな〜と。

一応お勧めしておきます、多分『カサブランカ』のような壮大なメロドラマにしたかったんだと思います、ちょっと残念でした。