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「神さまは太陽のあたたかさ」をお勧めします。

ジーナ・ローランズ、やっぱり素晴らしかったです。

画像:kamisamawa01.jpg説明
米国の有名なサイキックのジョン・エドワードによる、ファンタジーの要素もある原作を映像化したものです。父の死を乗り越えられないヒロインと、余命わずかな老女性。ヒロインは老女性と交流するうち、人間にとって幸せが何かを見つめ直していきます・・・・。
老女性に扮したのは「グロリア」(1980)などのベテランの名女優、ジーナ・ローランズ。存在感たっぷりの演技で役に深みを与え、本作でエミー賞や米俳優組合賞にノミネートされ高評価を得ました。共演はTV「サンフランシスコの空の下」で次女クローディアに扮し、今や大人の女優に成長したレイシー・シャベールです。


 ERの女性看護師ジェイミー(レイシー・シャベール)は弁護士である婚約者との結婚が近い。だが彼女は警官である父が職務中、犯罪者に殺されたことが長く心の傷になっていた。ジェイミーは介護センターに転属し、そこで肺ガンにかかった女性メリッサ・アイゼンブルーム(ジーナ・ローランズ)さんの担当になるが、人生を楽しみたいというメリッサは自主的に退院を決心。ある失敗から停職させられたジェイミーはメリッサに雇われ、彼女の家で彼女を介護することに。


警官の父親が殉職したことで心に傷を負った女性看護師と、彼女が介護することになった肺ガンの老婦人。
2人の交流を通して女性看護師の再起を感動的に描いていました、女性看護師役にレイシー・シャベールがあたり、老婦人を未だにオスカーをもらっていないのが不思議でならない、名女優ジーナ・ローランズが演じています。
レイシー・シャベール演じるERの看護師ジェイミーは、1ヶ月後に弁護士ジェフとの結婚を控えていますが病院の仕事に終われ、忙しい毎日を送っていました。
ジェフはジェイミーに内緒でジェイミーの父親オーランドと話をしてしまいましたが、ジェイミーは父親のオーランドと離婚の真相のことで距離を置いていました。
そんなある日自分のERに父親のオーランドが撃たれて運ばれてきますが手遅れに。少し混乱気味のジェイミーはジェフにも結婚式を延期しようと言われ、ERの親友で上司のカーメンからは介護施設に移籍することを進められます。そこでジェイミーは患者のジーナ・ローランズ演じるメリッサと出会い、メリッサの介護をしていくうちに彼女の人間性を
ジーナ・ローランズ目当てでこのドラマを見ましたが、レイシー・シャベールもなかなか良くて面白いドラマでした。
ジーナ・ローランズは本当に素晴らしい女優さんですね、『きみに読む物語』でジーナ・ローランズを知った人も多いのでしょうが、『グロリア』や『オープニング・ナイト』を見てもらえれば彼女の素晴らしさもわかっていただけると思います。
主人公のジェイミー役のレイシー・シャベールも頑張っていましたね、ちょっとオーバー・アクションが過ぎて『本当にジェフという顔も中身も素晴らしい、弁護士が惚れた女か?』と思えるトコロもありましたが、ジーナ・ローランズ演じるメリッサと交流していき段々と成長するジェイミーを好演していました。
メリッサの娘の妊娠中のレイチェルやジェイミーの母で離婚後は疎遠になっていたキャサリン、ジェイミーの父親のオーランドが通っていたコミュニティー・センターの存在やそこのマリセルにアルマなど、皆でつくった映画という感じが出ていて良かったです。
ラストの“真冬の黄色いチューリップ”に、メリッサがジェイミーにあげたブローチを大切にするジェイミーの変化も良かったです、お勧めします。