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「レッスン!」をお勧めします。

バンデラス、メチャかっこイイですが映画自体が◎。

画像:lesson.jpg説明
ニューヨークの公立小学校で、教育の一環に社交ダンスを取り入れて実績をあげたという実在のダンス講師、ピエール・デュレインの実話をヒントにした爽やかな学園ドラマです。
居残り自習を命じられた落ちこぼれ高校生たちと、彼らの監督役を買って出たダンス講師が、社交ダンスを通じて信頼を築いてゆく姿を綴っています、今年のトップ3に入ってきそうな作品でした。
人気俳優アントニオ・バンデラスが、ラテン系ならではのセクシーな魅力を振りまいて主人公のダンス講師を好演していました。アルフレ・ウッダードや「コーチ・カーター」のロブ・ブラウン、「ステップ・アップ」のジェナ・ディーワンなどフレッシュな若手俳優にも注目です!!


 ニューヨークのスラム街で、車を壊して逃げる高校生の姿を目撃したダンス講師デュレイン(アントニオ・バンデラス)。教育の荒廃を嘆いた彼は、壊された車の持ち主、オーガスティン(アルフレ・ウッダード)が校長を務める高校を訪ね、ダンスを通じて不良生徒たちを更生させたいと申し出る。熱意にほだされた校長は無給を条件にデュレインを迎え入れ、彼は居残り自習クラスの監督となった。音楽といえばヒップホップ専門の生徒たちは、時代がかったデュレインや社交ダンスに見向きもしないのだが……。


これも実在するダンス講師を元にしたドラマなんでしたね、不良高校生達に社交ダンスを通じて“人生で大切なこと”を、人気セクシー俳優のアントニオ・バンデラスが熱演していました、このセクシー・ダンス教師のピエール・デュレインは本当にレディー・ファーストで紳士として徹底していました。
最近『シャル・ウィ・ダンス』の影響なのかこういう“ダンス映画”や、昔からある“不良青年更正映画”で優秀な作品が増えました、『コーチ・カーター』や『ギャングスター』も面白かったですが、この『レッスン!』はちょっぴり違っていて“社交ダンスの講師”が先生でした。
熱血教師はニューヨークの一流の社交ダンスの先生ピエール・デュレイン、ある日道に止まっていた自動車を叩き壊している高校生を目撃して注意しようとします、翌日ピエールは問題児の多いことで有名な高校の校長で壊された車の持ち主を訪ね、校長に協力したい・更正させるため「生徒たちに社交ダンスを教えたい」と申し出ます。
最初は拒んでいた校長も長続きはしないだろうと思いながら、1番出来の悪いクラスの特別講師として迎え入れることに。
ピエールは“善意を信じろ”をモットーに出来は悪くても頑張って、“HIP HOP”で音楽とダンスに慣れ親しんだ若者たちにウケは悪かったですが、“モーガン”という素晴らしいスタイルの持ち主で若くてダンスの上手い子を連れて行って、情熱的なタンゴを見せて社交ダンスを積極的に習わせ始めます。
車を壊していたロックは頑なに社交ダンスを拒んでいましたが、皆は“社交ダンス大会”へ出場ということを目指して頑張ります・・・。
これはニューヨークで実際にあった話の映画化で、非凡なダンサーにして素晴らしい教師とニューヨーク・タイムズに紹介された人物だとか、このピエール・デュレインの授業は今ニューヨークの120校で取り入れられているそうです。
アントニオ・バンデラスのダンスの素晴らしさは勿論のこと、生徒たちの踊りもなかなかのもので昔のダンス・ミュージックと、ヒップホップ・ミュージックとの融合など面白いシーン満載の映画です、なんか久しぶりに凄く爽快で掘り出し物の映画に出会ったような気がしました。
サーシャ役のジェナ・ディーワンにモーガン役のカティア・ヴァーシラス、ティナ役のローラ・ベナンティにケイトリン役のローレン・コリンズ、オーガスティン校長役のアルフレ・ウッダードにそのほかの女性キャストも魅力タップリでした。
校長の部屋の壁に校長の在任中に亡くなった生徒達の写真が飾ってあったり、不良生徒同士で色々な問題があったりダンス教室の生徒にも悩み事があったり、まだ色々言いたいけどキリが無いので是非ご覧になってください、お勧めします。