 | 舞台はニューヨークに実在する名所で、『イカとクジラ』にも出てきた米国自然史博物館。ある夜、そこに飾られたモアイの石像やティラノサウルスの骨、ルーズベルト大統領の像などの展示物が、「メリーに首ったけ」のベン・スティラー扮する新米警備員の目前で動き出し・・・。 VFXによって描かれる展示物たちのユーモラスな動きや個性に笑いを誘われつつ、警備員と息子の交流も感動的に描かれ、大人も子供も楽しめるファミリー・ピクチャーの逸品に仕上がっていました。世界的ヒットも頷けますね。製作者の1人は「ハリー・ポッター」シリーズにも参加しているクリス・コロンバスです、共演にロビン・ウィリアムズにカーラ・グギーノ、スティラーの盟友オーウェン・ウィルソンなど。
ニューヨークに住む冴えないバツイチ男、ラリー・デリー(ベン・スティラー)。現在は失業中で、最愛の息子ニッキー(ジェイク・チェリー)にも愛想を尽かされてしまう始末。そこで新しい職探しを始めたラリーは、自然史博物館の夜警の仕事にありつく。さっそく先輩の老警備員から仕事を引き継ぎ、夜の博物館で勤務初日を迎える。ところが見回りを始めたラリーは、誰もいないはずの展示室から不思議な物音を聞く。音のするほうへ行ってみると、なんとティラノザウルスの全身骨格が吸水機から水を飲んでいた。しかも驚きはそれだけではなかった。モアイ像や原始人、動物たちなど、博物館の展示物が次々と生き返り、勝手気ままに動き出していたのだった。
この映画は凄く楽しみにしていた作品でした、アメリカでも大ヒットしましたし日本でも大ヒット、ベン・スティラーやロビン・ウィリアムズにカーラ・グギーノも出ていましたからね。 思っていたよりもちゃんと上手い具合にまとまっていて、単なるドタバタの大騒ぎのコメディということではなく、映画は凄く楽しいエンターテイメント作品に仕上がっていました。 その博物館は『イカとクジラ』にも出てきた『アメリカ自然史博物館』で、館内を疾走するティラノサウルスの骨格模型や風船ガムを膨らますモアイ像、ロビン・ウィリアムズ演じるセオドア・ルーズベルト大統領の蝋人形など見応え十分の映画でした。 ベン・スティラーは情けない父親ラリーを上手に演じてましたね、数ヶ月ごとに仕事や住むところを変えていてニッキーや別れた妻エリカに心配をかけてばかり、アパートを追い出されそうになってニッキーをエリカに奪われそうになって、ハローワークに泣きついて“ダメもと”で紹介された『アメリカ自然史博物館』の夜警の仕事にありつきます。 しかしその博物館の夜警はいわくつきで、展示品であるモノたちは夜になると騒ぎだすのでした・・・。 全ては1952年に発掘された“アクメンラー王の石版”のせいで、博物館のモノが蘇ったと教えられますがセオドア・ルーズベルト大統領に教えられますが、同僚でサカジャウィアの論文を書いているカーラ・グギーノ演じるレベッカやニッキーには信じてもらえません。 ラリーのせいでクビになった三人組が腹いせにラリーやニッキーを、“アクメンラー王の石版”の泥棒に仕立て上げようとして襲いかかりますが、果たしてラリーとニッキーは“アクメンラー王の石版”を守ることが出来るでしょうか? ルーズベルト大統領のロビン・ウィリアムズは本当に芸達者ですね、サカジャウィアの大ファンのレベッカ役をカーラ・グギーノが、何時もよりも上品で可愛らしくてとても素敵でした、ベン・スティラーの盟友のオーウェン・ウィルソンも出てました。 とにかく博物館の夜に暴れだす夜中の迫力は凄かったです、ラストまでドキドキワクワクハラハラの連続でした、見終わった後もとても爽やかでとても楽しめた映画でした、お勧めします。
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