本作をスマッシュヒットさせた彼は、その後も「鉄板英雄伝説」「Meet the Spartans（原題）」とパロディ映画を送り続けているそうです。本作でギャグの標的にされるのは、「ブリジット・ジョーンズの日記」「恋人たちの予感」などのラブコメディを中心に、「ミート・ザ・ペアレンツ」「キル・ビル」などのヒット作がずらりと並んでいます。「アメリカン・パイ」シリーズのアリソン・ハニガンが、エディ・マーフィ並みの超おデブ・メイクでヒロインを熱演しています。
超おデブなうえに恋人が出来ず悩んでいる食堂の娘ジュリア(アリソン・ハニガン)。そんな彼女はある日、恋愛ドクターのヒッチ(トニー・コックス)のもとを訪れ、恋のイロハを伝授してもらうことに。すると、まずは脂肪吸引や脱毛など大改造手術を受け、スリムな美女に変身。そして、お見合い番組で美青年グラント(アダム・キャンベル)と運命の出会いを果たしたジュリアは、やがて結婚する約束を取りつけるのだった。しかし、２人の前には、グラントのかつての恋人アンディ(ソフィー・モンク)が現われて彼女と戦うハメになったり、親がどうしようもないキャラだったりといった障害が次々に待ち受けるのだが…。
紛らわしい題名ですが『絶叫計画 シリーズ』とは別物のようでした、でもこちらもパロディ満載のラブ・コメディでした。
超重量級のヒロインジュリアが恋愛ドクターのヒッチの指導で美人に変身し、リッチな青年と恋に落ちますが・・・というお話です、説明を聞いた時には『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』みたいな感じなのかと思いましたが、その『ビッグ・ファット・ウェディング』や『ミート・ザ・ペアレンツ２』、『デート・ドクター』を徹底的にパロっていた作品でした。
『ブリジット・ジョーンズの日記』や『バス男』、『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』に『デート・ドクター』に『ミート・ザ・ペアレンツ２』などのパロディが『絶叫計画シリーズ』みたいに、これでもかっていうくらい満載で凄かったです。
アリソン・ハニガンがジュリアを熱演？していました、グラントの親友で元カノの介添人のアンディのソフィー・モンクも綺麗で良かったです、キチンと役所を分かっていたようでした。
デート・ドクターが“カスタム専門”の車屋でヒロインを改造するのもおかしかったけど、ベン・アフレックやマイケル・ジャクソンをこき下ろしていたのも笑えました、『ロード・オブ・ザ・リング』までパロディのネタにしていたのはビックリしましたが。
『ザ・エージェント』の大好きなエレベーターの中のシーンをパロっていたりしていて、あんまり行き過ぎていて笑えない所もありましたが結構面白い所もありました、もう少しこの設定でラブ・コメディを見たかった気もしました。
ラストの『キングコング』のパロディ・シーンで大好きなカーメン・エレクトラも出ていました、ヤリスギ感はありましたが徹底的にパロっていたのが潔かったです、お勧めします。