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「ハッピー フィート」をお勧めします。

これ、素晴らしく面白かったです!

画像:happyfeet0101.jpg説明
南極に暮らす皇帝ペンギンたちの世界を、歌と踊りで綴るファンタジー・ミュージカル・アニメーションです。
誰もが自分だけの“心の歌”を持っているペンギンたちの中にあって、音痴なうえにペンギンらしくないステップでダンスを踊る青年ペンギンが、周囲のイジメや無理解を乗り越え自分の生き方を貫き通す姿を、数々のヒット・ナンバーと共に描いた面白い映画でした。
主人公の声にイライジャ・ウッド、その他にもヒュー・ジャックマンやニコール・キッドマンのオージー・コンビに、ロビン・ウィリアムズ、ブリタニー・マーフィやヒューゴ・ウィーヴィングら豪華スターが声優を務め、みごとな歌声を披露しています。
監督は「マッドマックス」「ベイブ/都会へ行く」のジョージ・ミラー、2006年度のアカデミー賞では、ディズニーの「カーズ」を抑えてみごと長編アニメ賞を受賞しました。


 そこは皇帝ペンギンの国、エンペラー帝国。彼らにとって何より大事なことは、自分だけの“心の歌”を見つけること。歌でハートを伝えられなければ、大人になった時に最愛の人に巡り逢うことは出来ないのだった。ところが、ノーマ・ジーン(声 ニコール・キッドマン)とメンフィス(声 ヒュー・ジャックマン)の間に生まれたマンブル(声 イライジャ・ウッド)は筋金入りの音痴。しかも、ハートを伝えようとすると、歌の代わりに誰にもマネの出来ない華麗でハッピーなステップを踏んでしまうのだ。ほどなくペンギン失格の烙印を押され、仲間はずれにされてしまったマンブル。そんな彼は、ひょんなことからアデリー・ペンギンのノリノリ5人組“アミーゴス”(声 リーダーはロビン・ウィリアムズ)と出会い、自慢のステップを褒められ自信を取り戻すのだったが…。


見事にアカデミー賞のアニメ映画賞に輝いた作品です、音痴な上におかしな(僕には上手なタップダンスに見えましたが)ステップでダンスを踊る皇帝ペンギンが、周囲の無理解を乗り越え自分らしく生きる姿を、クイーンやプリンスなどのヒット・ナンバー満載で描いています。
パパのメンフィス(プレスリー)とママのノーマ・ジーン(マリリン・モンロー)が出逢って恋に落ち、“もごもご”という意味の足が少し変だけど踊り好きのマンブルが生まれます。
マンブルは毛も生え変わらず凄く音痴で歌の先生に習っても上手くなりません、皇帝ペンギンは“心の歌”を歌えなければパートナーを見つけて卵をつくることも出来ません、しかしマンブルはタップダンスと踊りで自分らしい方法で恋人を見つけようと頑張ります、やがて幼なじみでマンブルとは相思相愛のグローリアといい関係になりますが・・・。
ペンギンたちが小学校に行くというのも面白い設定でした、アデリー・ペンギンのノリノリ5人組“アミーゴス”やインチキっぽいミステリー・ギンのラブレイスと出会って意気投合したマンブルは、魚が減ったのは秩序を乱すマンブルのせいだとする長老や父親たちに反抗して、“エイリアン”のせいだということを突き止めようと頑張ります。
『シュレック』のように“自分らしく生きる”という事がテーマの一つですが、マンブルたちが『エイリアン』と呼ぶ“人間”たちが彼らの領域や食料を奪い、マンブルらペンギンたちと人間たちとの間にある問題もテーマの一つになっていました。果たして人間に捕まってしまったマンブルは、ペンギンたちの未来を変えることが出来るのでしょうか?
イライジャ・ウッドに二役やってたロビン・ウィリアムズにニコール・キッドマン、ブリタニー・マーフィにヒュー・ジャックマンにヒューゴ・ウィーヴィングと声優さんたちも豪華でした、これは最近の主流というか流行りなんでしょうね。
思ったよりもずっと面白い映画でした、こんなに楽しくて考えさせられる映画になるとも思いませんでした、流石にオスカーを穫っただけのことある作品だったと思います、お勧めします。