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「ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン」をお勧めします。

50セントって、9発も弾丸浴びるような生活してたんですね。

画像:getrich01.jpg説明
生まれた時から父親を知らず、そのうえ8歳の時に大切な母親をドラッグ絡みのトラブルで失った少年のマーカス。自らもドラッグの売人となって荒んだ生活を送るようになった彼が、やがてラップに人生の希望を見出し、特異なカリスマ・アーティストへと生まれ変わっていく様子を、そのモデルとなった50セント本人の主演で鮮烈かつドラマチックに映画化した作品でした。
監督は、「父の祈りを」「ボクサー」の名匠ジム・シェリダン。共演は「クラッシュ」のテレンス・ハワードやジョイ・ブライアントなどです。


 NYの下町で、父親が誰かも知らずに生まれ育った少年のマーカス(カーティス・“50 Cent”・ジャクソン)。彼が8歳の時、ドラッグの売人だった母親も、売人同士のトラブルが原因で無残にも殺されてしまう。祖父母の家に引き取られたものの、粗略な扱いしか受けず、孤独と疎外感を味わった彼は、このどん底生活から抜け出すべく、自らもドラッグ売人となることを決意。商売に精を出し、しばしは豪勢な生活を味わったものの、やがて逮捕され、刑務所で日々を過ごすうち、刑務所で同室となったバマ(テレンス・ハワード)に力強く勧められ、愛するシャーリーン(ジョイ・ブライアント)や家族のためにラップでの再起を誓うマーカスだったが…。



ニューヨークの下町の過酷な生活環境の下に育ち、9発の銃弾を浴びた驚異の体験を持つ人気ラッパーの50セントがその壮絶な半生を、自ら主演をして映画化した実録ドラマです。
しかし9発も弾丸を喰らって良く生きていたと思います、いったいどんな身体をしてるんだと思いますよね、そのシーンも映画に出てきますが結構壮絶でした。
いきなりオープニングから銃の撃ち合いが始まります、アメリカの暗い部分はやはりこういうモノなんでしょうね、主人公のマーカスが仲間と強盗をはたらくのです。
マーカスは母親を大好きな子供で母親が麻薬の売人という事も知っています、僕が自分の母親が麻薬の売人だったらと思うとゾッとしますが、彼は流行りのラップを朝の3時まで録音してしまうような幼少期を送った子で、ベストフレンドは誰と母親に訊かれてもだれでもないと答える程孤独でした。
やがて母親が殺され自分が母親の跡を継ぎ麻薬の売人を始めます、やっぱり貧しい黒人たちにとってはこうした道がお金を稼ぐ近道なんでしょうね、麻薬と音楽は彼らが成功するための近道なんですね。
やがてマーカスは収監されていた先で“バマ”と出会い、ギャングからラッパーへの転身を妻や息子のために決意します、このバマにテレンス・ハワードが当たっているのですが流石の存在感でした、やっぱりテレンスは演技抜群に上手いです。
銃弾を9発喰らってもラッパーとして家族のためにマーカスは歌います、結局ラストは予想通りの展開でしたがこれが人気ラッパーの実録のドラマだと思うと、かなり凄まじい生活環境だったんだなぁと思いました。
きっと多くのラッパーが、似たような道を歩んできているような気がします、お勧めします。