 | フットボール試合の勝敗予想で抜群の的中率を誇る有能な青年をヘッドハンティングし、スポーツ賭博の情報屋として莫大な成功報酬を手に入れようと目論む、アドベンチャー・ビジネスのやり手起業家。そんな2人の男同士の間で生じる信頼と友情、そして心の亀裂と葛藤を、マシュー・マコノヒー&アル・パチーノという新旧世代を代表する演技派スターの息詰まる競演でスリル満点に描いた作品です。 監督は「テイキング・ライブス」のD・J・カルーソ、レネ・ルッソやジェイミー・キングも出演していました。
フットボール選手として将来を嘱望されながらも、大学選手権の決勝戦で膝に致命的な怪我を負い、その夢を諦めざるを得なくなったブランドン(マシュー・マコノヒー)。やむなく、その実戦経験に基づく確かな知識と鋭い勘を武器に、ラスベガスの電話情報サービス会社で、フットボール試合の勝敗予想の情報を流すというささやかな商売に身をやつしていた彼のもとに、ある日思いがけない話が舞い込む。NYの大手スポーツ情報会社のやり手経営者ウォルター(アル・パチーノ)が、抜群の的中率を誇るブランドンの才能に目をつけ、高額のギャラで彼を自分の会社に来るよう誘ったのだった。ブランドンの精度の高い情報は、スポーツ賭博愛好家の顧客たちの間で一躍評判となって、ウォルターの会社に莫大な成功報酬をもたらし、2人はビジネス・パートナーとして確かな信頼関係を築いたかにみえたのだが…。
非情なスポーツ賭博の世界で、一山当てようとしのぎを削る男達の闘いを綴るサスペンスです、実話を基にしたドラマだそうです。 アル・パチーノとマシュー・マコノヒーという、新旧の大スターで演技派が息詰まるような熱い演技を見せてくれます。 マシュー・マコノヒー演じるブランドンは元学生アメフトの花形選手で、ケガで選手からスポーツの予想屋のトップにとなって、アル・パチーノ演じるNYのウォルターに引き抜かれてスポーツ賭博の真っ只中に足を踏み入れることに・・・。 スポーツ賭博は全米49の州で禁止されていますが、良く話しに聞くし映画の話題にも取り上げられますね、やっぱり『インヴィンシブル』でも言った通りアメフトはスポーツ賭博界でも1番ですね、野球やバスケのスポーツ賭博もありますが。 マシュー・マコノヒーも素晴らしいですがアル・パチーノの演技は圧倒的ですね、その存在感や威圧感に迫力は物凄いものがありましたね、まわりが霞んでしまうくらいでした。 アル・パチーノの妻を演じたトニー役のレネ・ルッソも上手かったですね、この人は『メジャーリーグ』の頃から上手でしたが年齢を重ねる毎に妖艶さも増してきました、今回もウォルターを支える気丈な妻でママのトニーを好演していました。 アンドレア役のジェイミー・キングもいつもとは違った雰囲気で良かったです、爽やかな色気のある女性だと思ってましたがセックス・アピールも持ちあわせた女優さんでしたね。 レネ・ルッソやジェイミー・キングたちが、ムッとするような男臭い映画に綺麗な花を添えるように頑張ってくれていましたが、やっぱりアル・パチーノとマシュー・マコノヒーは男臭くてカッコ良かったです、お勧めします。 |