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「ナチョ・リブレ 覆面の神様」をお勧めします。

大好きなジャック・ブラック主演の、コメディ映画です。

画像:nacholibre01.jpg説明
教会の修道院で育てられたダメ男が覆面レスラーとしてリングに上がり、修道院の孤児たちにおいしいものを食べさせようと奮起する爆笑コメディです。監督は『バス男』の新鋭ジャレッド・ヘス。主人公のダメ男、ナチョを『スクール・オブ・ロック』のジャック・ブラックが演じていて、同作でもコンビを組んだジャック・ブラックの盟友マイク・ホワイトらが脚本を担当しています。ギャグの嵐に笑いながら、最後には温かい気持ちになれる感動作です。実話をヒントに、傾きかけた修道院を救うため、メキシカン・プロレス(ルチャ・リブレ)の覆面レスラーとして奮闘する心優しきダメ男の活躍を描きます。



 幼くして両親を亡くし、修道院で孤児として育てられたナチョ(ジャック・ブラック)。大人となった今はその修道院で料理番として孤児たちの面倒を見る日々。しかし、お金のない修道院では子どもたちに満足な食事を与えることもできない。そんなある日、街でルチャ・リブレのスター、ラムセス(セサール・ゴンサレス)の豪華な暮らしぶりを目にしたナチョは、自分もレスラーになってお金を稼ぎ、子どもたちにおいしい食事をあげようと決意する。ところが、ルチャ・リブレは修道院の老僧やナチョが憧れるシスター・エンカルナシオン(アナ・デ・ラ・レゲラ)から忌み嫌われていた。そこで彼は、修道院には内緒で試合への出場を決め、ひょんなことから知り合った謎のヤセ男スティーブン(エクトル・ヒメネス)を相棒に、奇妙なトレーニングを開始するのだが…。


『バス男』のジャレッド・ヘス監督と、天才コメディアンで僕の一番のお気に入りのジャック・ブラックによる、感動作品です。
『ルチャ・リブレ』とは、『自由への闘い』という意味で、メキシコでのプロレスの呼び名です、やっぱり元ネタは『グランマスクの男』でジャン・レノが演じた”フライトルメンタ(暴走神父)”のようでした、”フライトルメンタ(暴走神父)”はタイガー・マスクの元ネタでもありましたね。
修道院の貧しい子供たちを救うために、修道士で調理係のイグナシオは謎の覆面レスラーのナチョ・リブレとして立ち上がるというお話しです。
初めにこの映画の話を聞いた時は『グランマスクの男』のリメイクだと思っていましたが、『グランマスクの男』よりもかなりコメディ要素の強い作品でした、「ナチョ・リブレ 覆面の神様」というタイトルと、ジャック・ブラック主演とのことでかなりそうなるとは分かってしまいましたが。
『バス男』のジャレッド・ヘス監督と『世界一アツイ男ジャック・ブラック』 の組み合わせは、大丈夫かなぁと心配してました、片や『脱力系ムービー』の極みのような監督ですし、片や『キングコング』に代物されるようにハリウッドで今最も熱いコメディアンですからね、でもジャレッド・ヘス監督とジャック・ブラックのいい所が良く出ていた映画だったと思います。
シスターでジャック・ブラック憧れの女性のアナ・デ・ラ・レゲラシスター・エンカルナシオンも、少しペネロペ・クルス似の美人さんでしたが、可愛くて魅力タップリでした!
そのシスターにジャック・ブラック演じるイグナシオが、大切な大試合の前に手紙をシスターに贈るのですが、内容がジャック・ブラックっぽくて面白かったです、特に○と×の使い方が最高でした!
ヘス監督というと脱力系の代表みたいですが、『バス男』の所でも触れたんですが何気ないストーリーの中に、感動的なお話しやエピソードを盛り込むのが本当に上手いんですよね、この映画でもヘス監督のいい所が出ていたんではないかと思います。
しかし見終わった後に『ジャック・ブラックならもっと面白い映画が出来るはずだ、ジャレッド・ヘス監督も加わったんだから』と、思ってしまったのは僕の欲目なんですかね、時間も90分じゃ短すぎだと思えてしまいました。
お勧めします、ジャック・ブラックとジャレッド・ヘス監督作品としても、ギリギリでセーフって感じでした。