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「トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合」をお勧めします。

ケイト・ハドソン、立派なコメディエンヌになりましたね。

画像:youmedu02.jpg説明
完璧な結婚が、トラブルメーカーの居候によって崩壊してゆく姿を綴ったドタバタ・ラブコメディです。「10日間で男を上手にフル方法」のケイト・ハドソンがヒロインに扮し、実母ゴールディ・ホーン譲りのコメディエンヌぶりを発揮していました。
話の中心は「ウエディング・クラッシャーズ」のオーウェン・ウィルソン扮する居候が、悪気はないがメチャクチャな行動で新婚家庭をぶっ壊してゆく姿ですが、マット・ディロン演じる夫と、マイケル・ダグラス扮する社長にして義父の確執というサイドストーリーも笑いどころでした。
豪華キャストの好演が楽しい、日本劇場未公開が悔やまれる良作でした。


 ハワイで完璧な結婚式を挙げたカール(マット・ディロン)とモリー(ケイト・ハドソン)は、人もうらやむベスト・カップル。モリーは社長令嬢、カールは彼女の父トンプソン氏(マイケル・ダグラス)の会社で働くやり手社員と、人生の成功は約束されたかに思えた。だがそんな矢先、結婚式では新郎の介添人も務めたカールの親友・デュプリー(オーウェン・ウィルソン)が会社をクビになり、新婚家庭に転がり込んできた。職を見つけるまでの1週間という約束で彼を快く受け入れるモリーだったが、そのあまりの傍若無人ぶりにストレスは溜まるばかり。一方カールは、溺愛していたモリーかわいさにトンプソン氏がやたらと家庭に干渉してくることに閉口し…。


ケイト・ハドソンとマット・ディロン、オーエン・ウィルソンというなんとも豪華な顔ぶれのラブ・コメディです、これだけ豪華キャストで面白いのに劇場未公開作品です。
ケイト・ハドソンは母親のゴールディ・ホーンから、見事にコメディエンヌの資質を受け継いでいますね、この映画でも名コメディエンヌぶりを発揮していました。
新婦の父をマイケル・ダグラスが演じていたんですが、なんかわからないけど凄く笑えました、昔から知っているからでしょうかね?またこのオヤジが悪い奴でいかにもダグラスの雰囲気にピッタリ、結構実生活でもこんな事しそうです。
ケイト・ハドソン演じるモリーがマット・ディロン演じるカールと留守電を吹き込むシーンがありますが、ケイトの演技がとても自然で良かったです、やっぱり演技も上手い!
今回のオーエン・ウィルソンは”花婿の付添い人”なんか演じていて、少し真面目な居候役かと思いましたが、やっぱりおかしな居候役でした、ちっとも就職先も決まらないし。
でも段々変人に見えるデュプリーに皆は癒されていき、しだいにモリーやカールたちはデュプリーのことを好きになっていきます。
マット・ディロンも最近はシリアスな役よりもコメディな感じの役が似合ってきましたね、親友のオーエン・ウィルソン演じるデュプリーのことを”飼育されていない類人猿と同じさ”なんて言うのですが、そんなセリフも似合ってきました。
カールがモリーに内緒で『アジアン・レイプ』という題名の、エロ・ビデオを カールのキャンプ道具の箱に隠していて、デュプリーのせいでモリーにバレたのは最高に笑えました。
結局最後はハッピーに終わりますが、そこにたどり着くまでの過程も良かったです、お勧めします。