 | 超能力を持ったミュータントのヒーローチーム、X−MENの活躍を描くSFアクション第3弾であり最終章です、おそらく・・・・。 今回は、超能力を消滅させる新薬キュアを巡るX−MENと宿敵マグニートーとの激闘、そして前作で死んだと思われていたジーン・グレイの復活など、全編がクライマックスじゃないかと思えるほど見せ場が連続。特にゴールデン・ゲート・ブリッジでの大アクションは、シリーズ最大級のスペクタクル・アクションとなっておりました。 監督は「レッド・ドラゴン」のブレット・ラトナー、主演は勿論"ウルヴァリン"ことヒュー・ジャックマンや"ストーム"に扮したハル・ベリー、 ファムケ・ヤンセン扮する"フェニックス=ジーン・グレイ"にイアン・マッケランやパトリック・スチュワートら、レギュラーメンバーに加えてビースト、ジャガーノート(なんとヴィニー・ジョーンズ)など敵味方に新キャラクターが多数登場していました。
ジーン(ファムケ・ヤンセン)の死はX−MENに暗い影を落としていた。彼女の恋人だったサイクロップス(ジェームズ・マースデン)も失意に沈んでいたが、あるとき彼はジーンの声を聞き、誘われるように湖へと向かう。そんな中、ミュータントは病気だと主張する人類の一派によって、画期的な新薬“キュア”が開発される。その薬は、ミュータント能力を消し去り、普通の人間に変えてしまうという“治療薬”だった。ミュータントの独立を目論むマグニートー(イアン・マッケラン)は、この薬が対ミュータント兵器として使われることを恐れ、急進派ミュータント組織ブラザーフッドを率いてキュア根絶に向けた扇動を開始する。一方、湖の異変に気づいて急行したウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)とストーム(ハル・ベリー)は、なんと死んだはずのジーンを発見する…。
XーMENの3部作の最終章です、多分・・・・・、『ソウ4』のお陰で大分弱気な僕です。 前にも書きましたがこのX−MENの世界観が僕は大好きなので、このファイル・ディシジョンも楽しく観させて頂きました。 前回で死んだと思われていたファムケ・ヤムセン演じるジーンが復活したり、今回も見どころは沢山ありましたが、ミュータントを無力化する"キュア(治療薬)"を巡って、マグニートーとプロフェッサーとのバトルが展開されます。 ジミーと言う少年の"キュアを生み出す力"゛を巡っても、マグニートーとプロフェッサーの対立は激化します。ここでやっと自由になったミスティークが、マグニートーを守って"キュア(治療薬)"を討たれてしまい人間に戻りますが、レベッカ=ローミンは"ミスティーク"の方が魅力的ですね。マグニートーも相変わらずヘルメット姿がおかしくて、ちょっと笑えました。 大統領の息子ウォーレンもミュータントで、キュアを討つ直前に逃げ出すのですが、彼の持つ力がカッコイいです。 ジーンも復活したはいいですが、彼女の奥底に持っている力が凄すぎてジーンなんだか"フェニックス"なんだか分かりません。 アルカトラズ島やゴールデン・ゲート・ブリッジを舞台にして、マグニートー対軍対ウルヴァリンやストーム達の闘いが始まります。これはナカナカ見応えのある戦いでした、最終章に相応しい作品だとも思えましたが、ラスト・シーンを見ると"パート4もあるのかな???"とも思えてしまいました・・・・。 お勧めします、この世界観がたまらないです、アンナ・パキンも綺麗になってました!! |