 | 『シュレック2』と『マダガスカル』のドリームワークス アニメーションが贈る、かわいい動物たちの冒険アドベンチャーです。 静かに森で暮らしていた“善良”な動物たちが世慣れたアライグマにそそのかされ、人間の食べ物の味を知ってしまう・・・・!タダでさえ危険な人間の世界に、残酷な害獣駆除会社までやってきたからさあ大変! スリル満点の“お菓子争奪戦”が繰り広げられていきますが、動物たちがトロ〜ンとした目つきでおいしそうに食べるのはスナック菓子なんですよ・・・・・、動物たちに果たしてこれが美味しい物なのであろうかという疑問も抱いてしまいますが・・・・・。でも間違いなくポテトチップスが食べたくなると思います、僕はポテトチップスがホントに食べたくなって食べてしまいました! 主人公RJの声は、ブルース・ウィリスが担当しています(日本語版は声優初挑戦の役所広司)。おシャマなオポッサムの娘ヘザー役にアヴリル・ラヴィーン(BoA)、他にもスティーヴ・カレルにギャリー・シャンドリング、トーマス・ヘイデン・チャーチにキャサリン・オハラ、ニック・ノルティなどとても豪華です。 日本語版も 武田鉄矢に石原良純に友近、カンニング竹山も”らしい役”で頑張っているようです・・・・・。 字幕で見るか、吹き替えで見るか…?真剣に悩むほど、どちらの声優陣も魅力的ですね!
ずっと1人ぼっちで生きてきた流れ者のアライグマRJ(ブルース・ウィリス)は、ある日ついに空腹に耐えかね、冬眠中のクマ・ヴィンセント(ニック・ノルティ)がため込んだ人間のスナック菓子に手をつけてしまう。RJが食糧奪取に成功したと思った矢先、目を覚ましたヴィンセントは激怒!お菓子のかわりに食べられたくないRJは、1週間で蓄えてあった食糧を取り戻すと約束。風来坊のアライグマRJは、人間の家にはおいしい食べものがいっぱいある、と森の仲間たちをそそのかす。慎重な森のリーダー、カメのヴァーン(ギャリー・シャンドリング)が止めるのも聞かず、おいしい食べものが欲しくてたまらない仲間たちはRJに導かれるまま危険な住宅地へと足を踏み入れるのだったが…。
なんかいかにも”ドリームワークス”のCGアニメだなといった感じがしました、雰囲気的にはやはり”ドリームワークス”製のアニメ「シュレック」に似てましたね、視覚的にも「マダガスカル」の森林版といった感じでした。 今回は森林伐採・宅地開発といった問題などを織り込みながら、RJ(ブルース・ウィリス)を中心とした森の動物たちが力を併せて団結し、突如として森を住宅地へと変えていった人間達とのバトルを展開するわけですが、ナカナカ良くできた面白い映画でしたよ。 「マダガスカル」のところでも書きましたが、ドリーム・ワークスってディズニーに憧れている反面”アンチ・ディズニー”的なところもありますから、森林伐採・宅地開発といった問題などを盛り込んだのでしょうが・・・・・。 「結局コンナ感じかよ!!」って終わり方だったかな、でもこういう終わり方がベストだったのかもとも思いました、特にラストのドタバタは見ているだけで楽しかったです、こんなコメディには世知辛い世相を反映させなくていいです。 お勧めします、コンパクトだけど良くまとまっていたと思います、楽しい動物アニメ・コメディでした。 |