 | 「ホリデーロード4000キロ」など数々のギャグ映画を放った“ナショナル・ランプーン”製作の、青春Hコメディです。 モテない高校生3人組が“童貞による童貞のためのポルノ映画”で金儲けを企むが・・・・・といったお話です、下ネタ満載でお約束的というかベタな笑いが多かったですが、難しいことなしに笑えるネタやズッコケぶりがおかしかったです、この種のジャンルの王道的作品に仕上がっています。 主人公たちが日本語も含む各国語でサイトを作り、世界中に制作中のビデオを宣伝するなど、現代らしいギャグのテイストも良かったかな。 監督は「サンドロット 僕らがいた夏」のデヴィッド・M・エヴァンス、主演は「 プリティ・プリンセス 」のエリック・フォン・デットンに「 ファーゴ 」のトニー・デンマン、「ルール5」のダニエル・ファーバーに「リバウンド」のホレイショ・サンズなどが出ていました。他にも「バタフライ・エフェクト 」のエイミー・スマートが出ています。
セックスのことで頭がいっぱいのディーコン(エリック・フォン・デットン)、マット(トニー・デンマン)、フレッド(ダニエル・ファーバー)の童貞3人組。モテるためにはやっぱり軍資金がいる、と考えた彼らは、なんと“童貞による童貞のためのポルノ映画”を作ってがっぽり稼ぐという計画を実行に移す。普段からの妄想を叩き込んだシノプシスを土台に、3人は『放課後スペシャル』と名付けた作品の概要を各国の言葉でネットに掲載、世界中のスケベたちから大反響を得る。だが、前人気の高まる『放課後スペシャル』は、やがて地元ポルノ業者の怒りを買って…。
主演のディーコン役のエリック・フォン・デットンはカッコいいですが、マット(トニー・デンマン)とフレッド(ダニエル・ファーバー)は本当にモテない感じを出していたので許せますかね。 ストーリーとしてはモテない高校生の男子3人組の、“童貞による童貞のためのポルノ映画”づくりと、楽しい思い出作りなんですが、出ている人物がこの手の映画にしては豪華でした。 「バタフライ・エフェクト 」で見事な”カメレオン”ぶりを発揮してくれていたエイミー・スマートに、「リバウンド」では家庭科の教師兼バスケ・コーチのホレイショ・サンズ、特にエイミー・スマートは完全なヒロインという訳でもないのによく出演したと思います。 “童貞による童貞のためのポルノ映画”をつくるというコンセプトは良かったですが、ちょっとストーリー的にはいまひとつだったかな、 ディーコン(エリック・フォン・デットン)がナオミ(エイミー・スマート)よりも、レイチェル(キャメロン・リチャードソン)を選んだ理由が曖昧だったり、B級テーストがもっと満載でも良かったとかいくらでもつつけます。 がポルノ女優のアシュレー役を演じたサラ=ジェーン・ポッツの落ち着いた演技っぷりや、ディーコンの父のルイス役のトム・アーノルド、母のデイ・ヤングの演技も面白かったです。 B級テーストの香りがプンプンするような映画でした、ラストの女の子のチョイスの仕方は難アリでしたが面白かったです、お勧めします。 |