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「ドゥーマ」をお勧めします。

よくここまで馴らしたなと思います。”ドゥーン”は村上ショージさんです・・・。

画像:duma01.jpg説明
「ワイルド・ブラック 少年の黒い馬」や「グース」など、これまでにも少年少女と動物たちとの心の触れ合いを描く優れた作品を、数多く発表してきたキャロル・バラード監督。その彼が、この映画は実際にチーターを養育した母子の書き綴った、全米ベストセラーを映画化したものです。
主人公の少年を新星アレクサンダー・ミハルトスがいきいきと好演するほか、彼とチーターとの旅の同伴者となるアフリカ人を「ロード・オブ・ウォー」のイーモン・ウォーカーが魅力的に好演。



 南アフリカで両親と暮らす少年のザン(アレクサンダー・ミハルトス)。ある晩、父のピーター(キャンベル・スコット)とドライブ中、ザンは、まだ幼いチーターが道にうずくまっているのを発見して、家に連れて帰る。“ドゥーマ”と名づけられたチーターは家族の一員となり、ザンと共に仲良く成長。ドゥーマもすっかり大きく成長し、そろそろ野生の世界へ戻してあげなくては、と父が言い出した矢先、不意に彼は病で倒れ、亡くなってしまう。残された母クリスティン(ホープ・デーヴィス)とザンは、やむなく都会のヨハネスブルグへと移り住むが、ある日ドゥーマは家を抜け出してザンのいる学校まで姿を見せて、周囲をパニック状態に陥れる。やはりドゥーマを野生の世界へ帰すのが一番と決心したザンは、サバンナをめざして、彼と最後のお別れの旅に出発する・・・・。



この物語は、実際に愛情を注いで世話したチーターが亡くなり、悲しみに暮れる息子キサンを励まそうと母キャロルが、キサンと一緒に創作して全米でベストセラーとなった写真絵本『ぼくのともだちドゥームズ』が原作になっているそうです。
僕はチーターが好きだし『グース』も大好きなので、結構期待して観ました、僕が期待しすぎたからなのかは分かりませんが、『グース』のレベルには達していないように思われました。
まず最初のシーンで、ザン役のアレクサンダー・ミハルトスが、何かを轢いたかもしれないと父のピーター(キャンベル・スコット)と、車を降りてくるのですがネットのような大きなアミを持ってるんですよね。
「動物か何かを轢いたかもしれないのに、アミはないだろう」と思ってしまうわけですよ、その辺からこちらをマイナスなイメージにさせてしまうのが失敗だったかな??
でもチーターってこんなに人に馴れるんですね、チョット表情がイマイチなところもありましたが、チーターの”演技”は素晴らしかったです。
途中からザンとリプクーナ(イーモン・ウォーカー)のロード・ムービーになるんですが、そこからの展開はまぁまぁ良かったです、リプクーナが「チーターの黒い顔の模様(線)は、なんで出来たのか」というシーンの、リプクーナの答え・言い伝えは良かったです、チョット感動しました。
お勧めします、なかなか見ていて楽しいですし、明るいラストも良かったと思います。