 | いやぁ、レイチェル・マクアダムスがまた可愛くなっていてビックリしました、もう「ホット・チック」のイジワル女子高生のイメージはありませんでした。 一流ホテルで働く女性マネージャーを主人公に、深夜飛行便で隣に乗り合わせた男性が、実は……というサスペンス・スリラーでした。 全米公開時には初登場第2位という好成績だったそうですが、キャストが地味なせいか日本ではビデオスルーとなってしまいました。が、「エルム街の悪夢」や「スクリーム」で知られるホラー映画の巨匠W・クレイヴンが、正攻法のサスペンス演出で結構タイト目に仕上げていて楽しめましたよ。 「 きみに読む物語」のレイチェル・マクアダムスの美形ヒロインぶりと、「28日後... の」キリアン・マーフィの意外な悪役ぶりも見ものかな、父親役のブライアン・コックス も嬉しかったです。
マイアミの豪華ホテルでマネージャーとして働くリサ(レイチェル・マクアダムス)は、郷里テキサスからの帰りに深夜フライトに乗り込む。偶然にも隣席には空港で知り合った男性リップナー(キリアン・マーフィ)がいた。だがリップナーの正体は、要人暗殺を企むグループの一員だった。リサの勤務するホテルに宿泊する要人の部屋を変えるように脅迫するリップナー。要求をのまなければリサの父親の命は無い。地上30,000フィート、密室と化した機内でリサとリップナーの静かな闘いが始まった…。
いやぁ、確かに出演陣は地味に感じるかもしれませんが、レイチェル・マクアダムスにキリアン・マーフィ、ブライアン・コックスだけでの映画ですからね、ある意味。だからこの3人がいればなんとかなりますよ、超脇役のジェイマ・メイズ やジャック・スカリアも、まあまあ良かったです。 レイチェル・マクアダムスは「きみに読む物語」でも綺麗になったと思いましたが、今回の「パニック・フライト」はそれ以上に美しく思えましたね、それぐらい輝いていました。 暗殺犯の一味を演じたキリアン・マーフィも説明文で”意外な悪役ぶり”も見モノと書きましたが、彼はこういった悪役が似合いますよね、凄く演技も上手ですね、「 プルートで朝食を」も早くみたいです。 もう少し登場する意味ありげなオバサンや女の子、シンシアやキーフに何かをやらせても良かったと思いますが、あえてやらせなかったのかな、レイチェル・マクアダムスとキリアン・マーフィの映画にさせたくて・・・。 冒険でしたがそれが良かったのだと思います、コンパクトでしたがナカナカ楽しい作品に仕上がっていました、お勧めします。
でも、ノドにペンが刺さったらあんなに動けないと思うのですが・・・・・、アメリカ人は頑丈だ・・・・。
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