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「トランスポーター2」をお勧めします。

ジェイソン・ステイサム、カッコいいですよね。

画像:trancepo02.jpg説明
前作に引き続き、ジェイソン・ステイサムのアクションが冴え渡るシリーズ第2弾です。
最初に簡単な説明を読んだ時にちょっと嫌な気がしたんですよ、”プロの運び屋”だった彼ジェイソン・ステイサムが金持ちの子供の運転手になっていて、“契約厳守”“名前は聞かない”“依頼品は開けない”という3つのルールが無くなってしまってると思ったので・・・・。
でもそんな心配は無用でした、とてもパワー・アップしたアクション・シーンや、テンポも素晴らしいストーリーも○、素晴らしい「トランスポーター」の続編になったと思います。
アクションはコーリー・ユン(『キス・オブ・ザ・ドラゴン』など)の振付けによるもので、ジェイソンの体技アクションが休みなく登場して、観ているこちらを飽きさせなかったですね。今回はフランクのキャラクター(寡黙で、何よりも“ルール”を守る男)の確立に加え、少年との心の交流など新味もあってシリーズとして長続きしながら、人気定着の予感がしました。
新鮮な驚きといえば、マシュー・モディンの新たな魅力が(といってもあまりいい役ではありませんが)発見できましたね、こんな姿も観せてくれるのかとビックリしました。
もちろん大迫力のカーチェイス・シーンは満載です、さすが“リュック・ベッソン印”の映画だけあって、疾走(爆走?)する車を撮らせたらそのカッコよさは他の追随を許さないかもしれませんね。
監督は「トランスポーター」でもメガフォンをとったルイ・レテリエ、引き続き主演のジェイソン・ステイサムは勿論アンバー・ヴァレッタ、キース・デヴィッドにアレッサンドロ・ガスマンなどが出ています。




 契約厳守。名前は聞かない。依頼品は開けない――運び屋フランク・マーティン(ジェイソン・ステイサム)はこの3つのルールの下、高額な報酬と引き換えにワケありの依頼品であろうが正確に目的地まで運ぶプロ中のプロ。引退を決意した彼は例外的な依頼を引き受けた。それは金持ち一家の7歳になる息子・ジャック(ハンター・クラリー )の送迎だ。いつも寡黙なフランクだったが、次第にふたりの間に愛情が生まれる。しかし、予想外の罠が仕掛けられていた…。



これはホントに面白い続編となりました、最初にチラッと読んだ説明文に焦らされたのですが、そんな心配は無用の作品になっていました、やっぱりジェイソン・ステイサムは「エクスタシー」のような髪の毛は入りませんね。
とにかく「トランスポーター=運び屋」のジェイソン・ステイサムは、前作よりもカッコ良くなりましたね、“契約厳守”“名前は聞かない”“依頼品は開けない”という3つのルールは子供の運転手としては必要なくなっていましたが、新しい”ルール”が出来ていましたね。
結構この「トランスポーター2」は評価が分かれていて、僕のように”楽しいアクション映画”に軽くシフト・チェンジしたと思う者がいれば、「フランクが運び屋ではなくなって」、単なるアクション映画になってしまったと思った人もいたようです。
確かにジェイソン・ステイサムは”運び屋”さんでは無くなってしまいましたし、カンフーやマーシャル・アーツ、ワイヤー・アクションをバンバン使った映画になりました。
でも”トランスポーター”であるジェイソン・ステイサムはカッコよくなったし、お話もテンポも凄く良くて飽きさせられる事がありませんでした、新しいルールを守る文字通り「トランスポーター2」として生まれ変わりました。
僕はこの映画、”運び屋”の魂を持った運転手の、アクションドラマだと思います、面白かったです。
『メンフィス・ベル』などに出ていたマシュー・モディンが、元気な姿と新たな一面も見せてくれるし妻オードリーを演じたアンバー・ヴァレッタも素敵でした。
子役のハンター・クラリーも良かったです、『マイ・ボディガード』と似ていると言う人もいるけど僕は気になりませんでした、とても楽しかったです、お勧めします。