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「ゲス・フー 招かれざる恋人」をお勧めします。

バーニーにアシュトン、息ピッタリだったなー。

画像:gesfoo.jpg説明
古典的名作『招かれざる客』をヒントに生み出されたラブ・コメディです。
懐かしいですね、『招かれざる客』。スペンサー・トレーシーやシドニー・ポワチエ、キャサリン・ヘプバーンなどが出ていましたね。
この作品では、シドニー・ポワチエとキャサリン・ホートン の立場を逆転し、娘一家を黒人に、訪れる娘の恋人を白人にしています。
ジョーンズ一家は裕福な黒人家庭で、1960年代に撮られたオリジナルとはだいぶ社会の変化を感じさせられますが、それでもアメリカで根強い黒人差別が残っていることを感じさせてくれます。しかしこの作品の色はあくまでも明るく、社会派ドラマではなく愛と家族の姿がテーマになっています。
白人の恋人を紹介され、なんとか彼の欠点を指摘しようと目を光らす父親役をコメディアン出身で「 Mr.3000 」でも褒めたバーニー・マックが、今回も愛嬌タップリに好演しています。共演は「バタフライ・エフェクト」でミステリーも行ける事を証明した、デミ・ムーアの旦那アシュトン・カッチャー、「ターミナル 」のゾーイ・サルダナ が、恋人テレサ役を好演しています。
作品全体を、心地よいテンポが覆っているようでした。


 パーシー・ジョーンズ(バーニー・マック)は結婚25周年を祝う銀婚式で、妻マリリン(ジュディス・スコット)に“誓いの言葉”を捧げなければならないのだが、上手い言葉が浮かばない。それに、銀婚式に目に入れても痛くない娘のテレサ(ゾーイ・サルダナ )が恋人を連れてくるという。一体どんな男なのか? デンゼル・ワシントンのような頼もしい男を期待していたパーシーの前に現れたのは、白人の優男・サイモン(アシュトン・カッチャー )だった!! 肌の色で差別をしてはならない、と日頃言ってきたパーシーだが、いざ娘の恋人が白人となると動揺を隠しきれず……。


この映画は、とくになんの説明も読まなかったままでした、それでも分かりやすくてスグに「招かれざる客」のリメイクだと思いましたよ。
アシュトン・カッチャーとバーニー・マックの息はピッタリでした、テレビの共演した番組で即興の演技をしあった仲だとか、この映画での二人のかけ合いもナカナカ面白かったです。

『招かれざる客』ほど品がある作品だとは思いませんでしたが、その分コメディとしては十分に楽しめました。
パーシーとサイモンが地下室の一つのベッドに寝るシーンや、二人がマリオンとテレサに愛想をつかされて、彼女達と仲直りするために急速に仲良くなっていくシーンなど、印象的なシーンが沢山ありました。
ゾーイ・サルダナやジュディス・スコット も良かったです、特にゾーイ・サルダナが魅力ありましたね、可愛かったです。
ラストは思っていた通りの「ハッピー・エバー・アフター」でしたが、バーニーやアシュトン達は、最後まで笑わせてくれました。
二人が好きな僕はとても楽しめましたが、二人が別に好きじゃないと言う人にも楽しめる作品だと思います、お勧めします。