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「ワイルド・タウン/英雄伝説」をお勧めします。

ロックは本当に強いからいいです。

画像:wild.jpg説明
俳優業も板に付いてきたWWEの看板レスラー、ザ・ロック。今現在の彼は、俳優行が忙しくて本業のプロレスのリングには上がれないらしいです。
映画の製作側としても、ケガでもされたらたまらないですからね。一説には、車なんかも運転できないらしいです。
華々しくデビューした次代のスターの”ザ・ロック”ですが、いまいちブレイクしきらずに主演3作目はB級のバイオレンス・ムービーに落ち着きました。
かと思いきや、これが滅法面白かったですね、ざ・ろックはジャン・クロード・ヴァンダムやスティーブン・セガールのように、本当に強いからアクションに迫力がありますよね。
実はこれ、73年製作の傑作アクションのリメイクだそうです、故郷のギャングを一掃した保安官の実話を基にしているとか。こんな凄い保安官っていたんですね、あきれちゃうくらい強かったです、それでいて妙に人間臭いところが素敵でした。
原題の“WALKING TALL”は「胸を張って堂々と歩く」の意味だとかね、その単細胞なヒロイズムは、今日のアメリカが振りかざす正義と同じ理屈にも思われますが、あくまでも映画は映画。マッチョなヤンキーを熱演するザ・ロックを始め、ニック・マクドノーの悪役やジョニー・ノックスヴィルの不良中年も、みんな人間くさくて魅力的です、2時間超のオリジナルを80分にまとめたキレのいい展開もお見事でした。これぞ清く正しいアメリカン・アクションといった会心作です!
 元米軍特殊部隊の精鋭クリス・ヴォーン(ザ・ロック)は、二十年ぶりに故郷の田舎町へと帰ってきた。だが懐かしい故郷は、欲望と犯罪が渦巻く町に姿を変えていた。町のシンボルだった製材工場は閉鎖され、新たにオープンしたカジノが町の中心地となっている。ある晩、カジノのオーナー、ジェイ( ニール・マクドノー )の招待で帰郷祝いを楽しんでいたクリスは、ディーラーのイカサマを見破り、ジェイの手下たちと大乱闘、暴行罪で逮捕されてしまう。一方的な警察の対応に、警察もジェイの一味だと知ったクリスは、自ら保安官選挙に立候補し、町の浄化に乗り出そうとする。
さっきも言いましたが、ザ・ロックは本当に強いからいいですよね、アクションが迫力あってカッコいいです。