 | 5代目のジェームズ・ボンド俳優として人気を博したピアース・ブロスナンが、自らプロデュースに名を連ねて主演した感動のファミリードラマです。1950年代、不況にあえぐアイルランドを舞台に、子供たちの養育権を奪われた父親の戦いを、実際に起きた話を基にして描いています。カトリック教会や法曹界という強大な権力に、子供を愛する気持ちから徒手空拳で立ち向かった父親の姿が胸を打ちます。 監督は「ダブル・ジョパディー」のB・ベレスフォード。共演にはTV「ER 緊急救命室」のジュリアナ・マルグリース、「妹の恋人(最高!)」のアイダン・クインと演技派が揃います。 1950年代のアイルランド。3人の子供を抱える労働者のデズモンド(ピアース・ブロスナン)は、折からの不況で職を失ったうえ、妻が男を作って出て行ってしまうという不運に見舞われる。さらに追い打ちをかけるように、教会と法廷は彼を生活能力なしと判断し、子供たちを施設へ預けることを決定する。自らを恥じたデズモンドは身を粉にして働くが、施設を管理する教会は養育権を返そうとはしない。そんなある日、施設で末の娘エヴリン(ソフィー・ヴァヴァスール)に面会した彼は、娘が一部のシスターから虐待を受けていることを知り、子供たちをなんとしても取り返そうと勝ち目の薄い法廷闘争を決意する。
父親役のピアース・ブロスナンが、ジェームス・ボンドのキザな役とは全く違った、健気に子供達を思う、父親を熱演しています。こんな役も上手く出来るんですね、ちょっとビックリしました。 頑張ったんでしょうね、何か賞でもあげたいくらいの熱演でした。 アイダン・クインやジュリアナ・マルグリースも、大袈裟な演技にならずに良かったです。 思いのほか感動できる作品でした、実話に基づいているというのが素晴らしいですね、静がだけど大きな感動が味わえると思います。 お勧めします。 |