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「エターナル・サンシャイン」をお勧めします。

ジム・キャリーも上手いけど、ケイト・ウィンスレットはメッチャ上手いですね。

画像:sunsh.jpg説明
誰でも一度くらい「失恋の痛みに耐えるくらいなら、いっそ全部忘れてしまいたい」と思ったことがあるのでは?そんなことが本当に可能だったら…という奇想天外な発想から生まれた、ロマンティックで切ないラブストーリーです。2人がケンカ別れした現在から始まり、幸せだった頃へと逆回転で進んでいく複雑で巧妙な脚本を手掛けたのは、『マルコヴィッチの穴』のチャーリー・カウフマンです。見ているこちらもややこしかったけど、ラストが印象的な映画になっていました。
今ハリウッドで注目度No.1の彼が、3年を費やした脚本は正式な発表前から大きな話題を呼び、大物スターがこぞって出演を志願。主演のジム・キャリー、ケイト・ウィンスレットをはじめ最強のキャストが集結しました、中でもケイト・ウィンスレットは本当に上手い!「タイタニック」の頃も上手かったけど今回も上手い!ちょっと変わり者のヒロインを、とびきりキュートに演じていて最高でした!だいたい、”クレメンタイン”なんて粋な名前をつけるセンスが素晴らしいです、クルクルと変わる髪の毛も最高でした。
他にもキルスティン・ダンストやマーク・ラファーロ、イライジャ・ウッドにとむ・うィルキンソンと、脇役陣も豪華でした。


 恋人同士だったジョエル(ジム・キャリー)とクレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)は、バレンタインの直前に別れてしまう。そんなある日、ジョエルのもとに不思議な手紙が届く。「クレメンタインはあなたの記憶をすべて消し去りました。今後、彼女の過去について絶対触れないように−」。自分は仲直りしようと思っていたのに、さっさと記憶を消去してしまった彼女にショックを受けるジョエル。彼はその手紙を送り付けてきた、ラクーナ医院の門を叩いてハワード・ミュージワック博士(トム・ウィルキンソン)に自分も手術を受ける。自分も彼女との記憶を消去するために…。


 まず奇想天外なストーリーに舌を巻きます、ただストーリーを逆から進ませるというのは最近多いですが。
チャーリー・カウフマンだからなのかな、この作品は”何か違う”と思わせてくれました。
ジム・キャリーも”トゥルーマン・ショー”のような演技とはいきませんでしたが、いつものハチャメチャ路線よりはマシだったかな?ラストのほうはハチャメチャでしたが。
ケイト・ウィンスレットの素晴らしさも目を見張るものがありました、やっぱり彼女の演技ってドンドン素晴らしくなりますね。
今回の”愛しのクレメンタイン”も素敵でした、演技をしていないかのように演じていました、気ままなネコのように。
脇役陣の中では、マーク・ラファーロが秀逸でした、この人どんな役でもこなせちゃいますよね。
一番切ないラスト・シーン、別に特別なことは何一つ言っていないのに、なんかとっても暖かいんですよね。二人が初めて出逢ったシーンなんですが。
これから恋愛がはじまるシーンだから当たり前なんだけど、なんだか何時までも眺めていたいようなシーンでした、このラスト・シーンはちょっと良すぎるような・・・。
お勧めします、アタマをリラックスしてごらんになってください。