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「シークレット・ウィンドウ」をお勧めします。

スティーブン・キングの原作です。

画像:ssaad01.jpg説明
 数々の著書が映画化されてきた大作家、スティーブン・キングの小説が、またスクリーンに登場します。
彼の原作はとても面白く(ホラーならば恐く)て最高だと思うのですが、最近の面白い原作は非ホラーである「ショーシャンクの空に」や「グリーン・マイル」、「スタンド・バイ・ミー」などにかたまってしまっているようです。
最近の彼のホラーモノを映画化したものはあまり面白くなく、キューブリックがあれだけ見事に面白いホラーに仕上げたのにお怒りの様子。
レベッカ・デモーネイなどで最近彼が造った「シャイニング」は、ぜんぜん面白く無かったです。「呪われた町」も「死霊伝説 セーラムズ・ロット」として再映画化(ドラマ化)されましたが、前回の「死霊伝説」の方が良かったです。              で今回の「秘密の窓、秘密の庭」が映画化されることになりましたが、少し心配していたけれど今回は大丈夫だったようです。
勿論キャスト・スタッフの力によるものも大きいと思います、監督は「パニック・ルーム」に「ジュラシック・パーク」、「宇宙戦争」などの脚本も手がけたデビッド・コープ。主役のコートにはジョニー・デップ(これが一番大きいかな)、元妻のエイミー役には「コヨーテ・アグリー」などのマリア・ベロ。
とりわけシューターを演じたジョン・タトゥーロの存在感は絶大でした、必要な時にすっと現れ、強いミシシッピ訛りでモートの神経を逆なでして、再びすっと消えていく。湖畔のログハウスや森の小道など、限られた舞台設定もミステリアスな雰囲気を盛り上げてくれています。映画では、原作とは設定を少し変えているようなので、別の結末になっているらしいです、原作と比べてみるのも面白いかもしれませんね。
正体不明のストーカー男に脅迫される作家のサスペンスで、モートを演じるジョニー・デップは、一見、何の変哲もない作家の役をこなしているようにも思えますが、謎が解けてくるにつれて、彼の演技の醍醐味が出てきます。
 作家のモート(ジョニー・デップ)は、妻エイミー(マリア・ベロ)との離婚協定に疲れ果て、執筆に専念できず怠惰な日々を送っていた。ある日、モートの暮らす森の別荘に、シューター(ジョン・タトゥーロ)と名乗る男が現れ、「俺の物語を盗んだ」と言い出した。その内容は、モートの小説「秘密の窓」に瓜二つだった。モートは、この小説がシューターの執筆より3年も前に発表されたことを告げるが、シューターは、「結末を直し、俺の名前で出版しろ」と言い捨てる。その夜から、シューターの執拗な警告が始まった…。
 デップの演技は凄いですね、しかしそれ以上にジョン・タトゥーロの演技派凄かったです、恐いことは保障できます。
 キング原作のホラーとしてはよく出来ていると思います、デップやタトゥーロ、マリアやハットン達のお陰もあるのでしょう、お勧めします。