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「ドリーマーズ」をお勧めします。

B・ベルトリッチが、ヌーヴェルバーグへのオマージュとして、つくったものです。

画像:topimagedreamers.jpg説明
欧米各国で映画批評家の絶賛を浴びた"愛の巨匠"ベルナルド・ベルトルッチ監督の新たな傑作映画で、ヌーヴェルバーグへのオマージュとしてつくられた「ドリーマーズ」は、ジミ・ヘンドリックスのサイケデリックな名曲「サード・ストーン・フロム・ザ・サン」とともに始まり、1968年5月革命前夜のパリを舞台に、2人の姉弟と1人のアメリカ人青年3人の男女のチョットヘンテコな青春群像を描いています。
「ラストタンゴ〜」が男と女の愛と絶望と孤独を描く悲劇でしたが、こちらは政治・映画・性のユーモラスな共存のあり方を問う作品になっています。音楽やファッションのムーブメントを予見させるかのようなきらびやかなタッチで描く、室内音楽のように軽やかで自由で少し変わった愛の寓話となっています。 
 1968年、5月革命前夜のパリ。アメリカ人留学生マシュー(マイケル・ピット)は、映画フリークが連日集うシネマテークで、とびきりクールな双子の姉弟・イザベル(エヴァ・グリーン)とテオ(ルイ・ガレル)に出会い、親しくなる。誘われるままに双子のアパルトマンに転がり込んだマシューを待っていたのは、近親相姦的な親密さを漂わせる姉弟と部屋にこもりきって過ごす退廃的な毎日だった。そして、映画クイズに興じるうちに、ゲームの代償として、テオの目の前で、イザベルと愛し合うことを強要されたマシューは…。

自由奔放でどこか近親相姦の匂いもする、奇妙な姉弟と、純粋だけれど少し陰のあるアメリカ人青年が主役と言う、ヌーヴェルバーグのお手本のような映画に仕上がっています。
結構不思議なストーリーで不思議な設定だったけど、「勝手にしやがれ」みたいに勝手にストーリーもドンドン展開していきました。
面白かったです、お勧めします。