 | なんだかんだと言っても、今全米で最も人気のあるコメディアカのベン・スティラーと、ブラピと別れても人気がとってもあってキュートなジェニファー・アニストン共演の、中々オシャレで面白いラブ・コメディです。 主役がベンですが、何時ものようなドタバタぶりは抑え目です、結構ドタバタしているものもあるけど、アニストンの上品さで丁度いい加減にブレンドされています。 保険会社のやり手リスク査定員ルーベン・フェファー(ベン・スティラー)。極度の潔癖症に加えて、何ごとにも完全安全志向の超慎重派。人生のあらゆることをリスク計算し、冒険とは無縁の毎日を送っていた、ハズだった。ところが、絶対確実と判断した結婚相手に、新婚旅行先で浮気されるという思いもよらない事態に遭遇してしまう。傷心のルーベンは、親友のサンディ(フィリップ・シーモア・ホフマン)に無理やり連れて行かれたパーティ会場で中学時代の同級生ポリー(ジェニファー・アニストン)と再会する。これまでの生き方に疑問を感じ始めたルーベンは、リスク覚悟で彼女にアプローチ。首尾良く交際に漕ぎ着けるが、ポリーの自由奔放な生き方は、ルーベンの想像をはるかに超えていた・・・。 いつもこういう神経質な感じの役を演じているベンは、こういう役が似合いますね。潔癖症で超安全主義のベン演じるルーベンが、ひょんなことから自由奔放で無精な美女と恋のジェニファー演じるポリーと落ち、対照的な性格ゆえに何かと振り回されるさまをコミカルに描いています。日本劇場未公開作品ですが、中々面白かったです。 ルーベンの親友役を演じるフィリップ・シーモア・ホフマンと、上司のアレック・ボールドウィンもいい味出しています。 こういう少し下品な笑いとベンやジェニファーが嫌いな人にはあまり面白く無いかもしれませんが、僕は結構大好きです。 今ひとつ盛り上がりと言うか”ワンパンチ”足りない気もしますが、お勧めします、期待せずに観ればかなり笑えると思います。
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