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「ブラザー・フッド」をお勧めします。

この韓流は中々良かったです。

画像:bros01.jpg説明
この映画は韓流ブームに全く興味を持たなかった僕にも、結構面白かったです。
この映画を観る前に「箪笥」と「友引忌」、「4人の食卓」を観て『やっぱり韓国映画はつまらないな』と思っていました。
でもこの映画はまあまあ面白かったかな、少し途中から映像に懲りだして兄弟愛が希薄になっていたけど。
監督は「シュリ」などの カン・ジェギュ、主演は”韓国の四天王”と呼ばれているらしい(残りの二人は誰か知りません)「友へ/チング」のチャン・ドンゴンと、「ガン&トークス」のウォンビン(この人苗字ないのかな)。ジンテ役のチャン・ドンゴンの婚約者役のヨンシンに、今年2月に自殺した「バンジー・ジャンプする」などのイ・ウンジュがあたっている。
1950年、ソウル。ジンテ(チャン・ドンゴン)とジンソク(ウォンビン)の兄弟は、母親を支えながら、ジンテの婚約者ヨンシン(イ・ウンジュ)とその弟妹も一緒に、貧しいながらも、家族で仲睦まじく暮らしていた。ところが、6月25日の朝鮮戦争勃発で、何の準備もないまま兄弟は揃って徴兵されてしまう。自分を犠牲にしてでも、高校生の弟ジンソクを守り、その将来に夢を託していた兄ジンテは、戦場で手柄を立てて太極勲章を授与されれば、弟の除隊を認めるという上官の言葉を信じ、命知らずの戦士へと変貌して行く。
まずヨンシン役のイ・ウンジュ、凄く綺麗で良かったです。次の作品が楽しみだなぁと思ったら、自殺した女優さんでした、本当に勿体無い人を亡くしたと思います。
映画は兄弟愛が最大のテーマなのですが、途中から戦争の戦闘シーンに力を入れすぎてしまったようで、悲しいかな曖昧になっていってしまいます。
でも韓国映画でこれだけの戦闘シーンは観た事無いです、結構リアルでグロテスクかも。多分「プライベート・ライアン」を意識していると思うんですが、もう少し兄弟の絆を上手に描けていたらなぁと思いました。
韓国にも”赤狩り”ってあったんだなぁと、改めて赤狩りの凄まじさが分かったような気がします、お勧めします。