 | 最初にデンゼルが主役をやると聞いて、”アメリカの善人”を体現しいてるようなデンゼルに、こんな約が似合うのか?と不安になりました。 「トレーニング・デイ」でも最後の最後まで、どっかでいいデンゼルが出てくるんじゃないか?と思っていましたから。 結局この映画でも根っからの悪人というわけにはいきませんでしたが、その存在感は素晴らしかったです、本当にいるだけで画がもってしまいますもんね。 共演は「トレーニング・デイ」でもコンビ(愛人役)だったエヴァ・メンデス。今回は別居中の妻役です、そんなに写真では思わないけど、映画になると凄く色っぽくて素敵ですね。 フロリダの小島、バニアン・キーの警察署長・マット(デンゼル・ワシントン)、は、住民の信望も厚い実直な警察官。 そんな彼の秘密は、高校時代の後輩・アン(サナ・レイサン)と不倫関係にあること。ある日マットはアンの通院に付き添い、彼女が末期ガンで余命僅かということを知る。 いたたまれないマットは署に保管された証拠品の現金を持ち出し、最後の望みをかけた高額な治療を受けるよう、アンに現金を手渡す。 そしてアンは自分の保険の受取人をマットに名義変更し、証書を彼に渡す。 だがその晩、アンの自宅が火災で焼失。アンと夫の遺体が見つかる。呆然とするマットの前に現れたのは、殺人課の刑事でマットの別居中の妻・アレックス(エヴァ・メンデス)だった…。 結構しっかりしたサスペンスにも思えますが、「『これまでにないサスペンス』である・・・。」というコピーには頭を傾げたくもなります。少々いい加減なところもありましたが、デンゼルの演技にはハラハラさせられたりします。 あとエヴァ・メンデスいいですねぇ、サナ・レイサンも素敵でした。 デンゼルとエヴァのお陰で中々いいサスペンスに仕上がっていると思います、お勧めします。
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