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「コールドマウンテン」をお勧めします。

レニーがオスカーを獲得した映画です。

画像:coldmountain.jpg説明
『イングリッシュ・ペイシェント』で、文芸ロマンの巨匠の座を不動のものにしたアンソニー・ミンゲラ監督が、壮大なイメージで映像化。キャストもニコール・キッドマン、ジュード・ロウ、レニー・ゼルウィガー以下、実力派で固め、全編2時間35分という文芸巨編に仕上げました。
それほど長くは感じませんでしたね、「リプリー」でジュード・ロウを見事にスターの仲間入りをさせたミンゲラだけに、今回もレニーの新たな一面を開拓し助演のオスカーをプレゼントしました。
 南北戦争末期、南軍兵士として戦場に送られたインマン(ジュード・ロウ)は、重傷を負って病院に収容される。彼の脳裏に浮かぶのは、故郷コールドマウンテンと、恋人エイダ(ニコール・キッドマン)の面影。彼女への愛が、彼に残されたたったひとつの確かなものだった。インマンは、死罪を覚悟で脱走兵となり、故郷へと向う。一方、父を亡くした牧場の令嬢エイダは、インマンとの再会だけを心の支えに、厳しい自然に耐え懸命に生きていた。そこに流れ者のルビー(レニー・ゼルウィガー!)が現れ、エイダに逞しく生きる術を教える。牧場再建に尽力する中、戦争は終わりに近付き…。
レニーが素晴らしい演技をしていることは分かりました、勿論子オスカーを獲得したこともありますが、退屈な恋愛映画をレニーが素晴らしく味付けしたという意見が多くて、ニコールやジュード・ロウの2大スターの共演にしてはつまらなかったといわれていたからです。
言われているほど退屈な映画ではありませんでした、キッドマンもロウも頑張っていたと思いました。でもフィリップ・シーモア・ホフマンやジョヴァンニ・リビッシ、ナタリー・ポートマンやキャシー・ベイカーやドナルド・サザーランドがいなかったら少し物足りない恋愛映画になったかもしれません。
そしてレニー、本当に彼女の演技は素晴らしかったです、助演なのが惜しいくらいでした。
都会育ちの品の良いお嬢様役のキッドマンに対し、逞しい田舎育ちのなんでも出来る娘と役柄は全くキッドマンと違いますが、少し役作りのために太ってこれがまたイイ。演技も最高だしオスカー受賞も納得でした、本当に素晴らしかったです。
「イングリッシュ・ペイシェント」はオスカーを獲ったけどとても僕には退屈に思えました、「コールドマウンテン」はオスカーはレニーの助演だけでしたが面白い映画でした、お勧めします。