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「幸せになるためのイタリア語講座」をお勧めします。

結構楽しみにしていた映画でした。

画像:shiawase1.jpg説明
この映画はどんな映画なのか楽しみでした、「ラブ・アクチュアリー」のみんなのレビューを見た時に、結構この映画の真似みたいなものが多かったものですから。
この映画はベルリン国際映画祭銀熊審査員賞受賞をはじめ、世界各国で評判を呼んだ大人のラブ・ストーリーでした。それぞれに悩みを抱えた独身男女6人が、イタリア語講座を通じて生きる希望を見出していく姿をほろ苦くも後味爽やかに描いたもので、この群像劇+ハッピーエンドが「ラブ・アクチュアリーに似ている」と言われた理由でしょう。
まあ僕にいわせれば”もっと映画を沢山観てからモノを言え”って感じがしました、監督・脚本はこれまでTV映画や演劇など多彩な作品を手掛け、本作で日本初紹介となる女流監督ロネ・シェルフィグです。ラース・フォン・トリアー監督が提唱する“ドグマ”作品では初の女性監督作でもあります、なんか作風がラース・フォン・トリアー監督とは全然違う気がしますが。
 冬、デンマーク・コペンハーゲン近郊のとある町。妻を亡くしたばかりのアンドレアスは、新任牧師としてこの町を訪れ、ホテルに泊まる。そのホテルのお人好しなフロント係ヨーゲンは、レストランで働く親友のハルにクビを宣告する役を上司から押しつけられ当惑する。そのヨーゲンへ秘かに想いを寄せているウェイトレスのジュリア。パン屋の店員オリンピアは偏屈な父親に閉口し、美容師カーレンはアルコール依存症の母を抱えていた。そんな彼らは、市の主催する週に一度のイタリア語初級講座で顔を揃えようとしていた。
ハリウッドっぽい顔立ちの男や女の人は出てきません、勿論知っている俳優さんや女優さんは出ていません、「ラブ・アクチュアリー」ほど話よりもシンプル(あれ程上手にまとめるのは難しいでしょう)。しかしその分話にのめりこみやすく感じました、ジュリアの高すぎると思えた鼻もいつの間にか気にかチャーミングに思えるようになりました。