 | なんかこの映画はひっかかるなぁと思ったら、「ブギーナイツ」や「マグノリア」の鬼才、ポール・トーマス・アンダーソン監督の作品でした。 主演は「ウォーターボーイ」や「Mr.ディーズ」などの人気コメディアンのアダム・サンドラーと、「奇跡の海」「愛のエチュード」のエミリー・ワトソン主演の一風変わったラブ・ストーリーです。 普段は心優しいが、女性が苦手でかんしゃく持ちの男、バリー(アダム・サンドセー)。そんな彼が、勤務先の隣にある自動車修理屋にやってきた女性、レナ(エミリー・ワトソン)に一目惚れ。実は、レナもバリーの姉に見せてもらった家族写真でバリーに一目惚れして、やってきたのだ。プリンを大量買いして懸賞の飛行機旅行を企てる男と、バツイチのキャリアウーマンの恋の行方は…。 とりわけ何が凄いと言うわけではないのですが、オカシイ男がコメディ・タッチではなくこういう描き方をされているのは凄いと思います、かなりキテいます。 同様にオカシイ女がこういう描き方をされていることも凄いです、なんか凄く感動したとか言うわけでも無いのにこんなに皆さんにお勧めしたくなる映画も珍しいと思います。 その”変わっている”加減を、皆さんも是非味わってみてください、お勧めします。
|