 | 「トリプルX」でヒロインを演じたイタリアのマスターズ・オブ・ホラー『ダリオ・アルジェント』の愛娘、アーシア・アルジェントが「Bモンキー」を演じている、犯罪を繰り返し刹那の輝きだけを求めて生きる3人の男女の運命を描いた異色ラブ・ストーリーです。”Bモンキー”アーシアのほかにカミング・アウトしたルパート・エヴェレット、「マイケル・コリンズ」のジョナサン・リース=マイヤーズなどが出ています。監督は「イル・ポスティーノ」のマイケル・ラドフォード。 僕は「トリプルX」を先に観てしまいましたが、順番はこちらが先です、こちらを観てから「トリプルX」に行ったほうがいいようです。 ベアトリス(アーシア・アルジェント)は街では“Bモンキー”の名で知られる腕利きのストリート・ギャング。人殺し以外はなんでもやるミステリアスで危険な美女。そのパートナーを務める美少年ブルーノ(ジョナサン・リース=マイヤーズ)もアブなさでは彼女に負けてない。そんな2人の住処はブルーノの年上の“恋人”ポール(ルパート・エヴェレット)の家。莫大な遺産を食いつぶしてしまったポールもまた、今では危険な仕事に手を染めていた。故郷イタリアを捨てたベアトリスにとって2人は家族同然の存在。彼らはスリルを楽しむかのように気軽に罪を犯していく。しかし、いつまでも続くと思っていた3人の関係は、ブルーノの18歳の誕生日に突然終りを迎える。夜は病院でDJのアルバイトをしている真面目な小学校の教師アラン(ジャレッド・ハリス)は、美しい”Bモンキー”に一目惚れしてしまったことから・・・。 とにかく”Bモンキー”ことベアトリスを演じるアーシア・アルジェントがいいです、「デモンズ」から一気に「トリプルX」に行ってしまった僕でしたが、検索してみると沢山の映画に出演していた事が分かりました。 ”Bモンキー”としてアブナい仕事を繰り返している時はド派手なメイクでぶっ飛んでて、アランを好きで一緒にいる時はほとんどノーメイクで可愛らしい(時にはアブナい時もありますが)ベアトリスを演じ分けているようです。 圧倒的にノーメイクのアーシアの方が可愛いです、お芝居も「イタリアも親の七光りが通用するんですね」なんて言っている人もいましたが、僕はとても上手だと思いました。 結末が僕の好きなようになったので、個人的にこの映画をお勧めします、結構いい映画だと思います。なんか純愛映画っていいなって感じがします、アラン役のジャレッド・ハリスがカッコ悪くてもいいじゃない! しかしアーシアってば、乳あんなにデカカッタのね。
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