説明 |
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渋谷駅の前で帰らぬ主人を待ち続け、今も銅像となって駅に立つ忠犬ハチ公。「ハチ公物語」として映画化もされた感動の実話を、「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」「サイダーハウス・ルール」のラッセ・ハルストレム監督が再映画化。親日家としても知られる人気俳優リチャード・ギアが、主演に加え製作にも名を連ねている。舞台はアメリカに移されているが、飼い主は実際と同じ大学教授でハチも秋田犬であるなど、実話を尊重する姿勢に制作側の誠実さが現われている。ハチの無償の愛と見守る人々の温かさに、愛犬家ならずとも涙を誘われるだろう。 アメリカ郊外のベッドリッジ駅。大学教授パーカー (リチャード・ギア)は、構内で迷っていた子犬を見つけ、一時預かることになった。だが結局本来の飼い主は現われず、妻ケイト(ジョーン・アレン)の反対されたが犬はそのままパーカーの家族となる。友人のケン(ケイリー=ヒロユキ・タガワ)のおかげで子犬は日本から運ばれた秋田犬とわかり、首輪の文字からハチと名付けられた。やがて成長したハチはパーカーが大学から戻る午後 5時には必ず駅に迎えに行くようになり、周囲の人々は1人と1匹の絆を暖かく見守っていた。だが、そんなある日……。 |